シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100839Y

有価証券報告書抜粋 株式会社イワキ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

本項に記載した将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内包しており、或いはリスクを含んでいるため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もありますのでご留意下さい。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額ならびに開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積もりによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
連結財務諸表作成にあたっては、当社グループが採用しております重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

(2)財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における流動資産は196億88百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億33百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が6億94百万円、電子記録債権が6億63百万円、有価証券が4億71百万円増加したことによるものであります。固定資産は57億49百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億71百万円減少いたしました。これは主に投資有価証券が10億37百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、254億38百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億62百万円増加いたしました。
(負債の部)
当連結会計年度末における流動負債は71億19百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億67百万円減少いたしました。これは主に、短期借入金が19億99百万円減少し、未払法人税等が3億75百万円増加したことによるものであります。固定負債は22億42百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億90百万円増加いたしました。これは主に、退職給付に係る負債が8億4百万円増加し、繰延税金負債が3億31百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、93億62百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億77百万円減少いたしました。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産合計は160億75百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億39百万円増加いたしました。これは主に資本金が6億38百万円、資本剰余金が6億38百万円、利益剰余金が14億25百万円増加し、退職給付に係る調整累計額が6億6百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は63.0%(前連結会計年度末は57.2%)となりました。

(3)経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度は、前連結会計年度と比較して20億30百万円増加し、248億30百万円となりました。国内・海外共に医療機器市場が牽引役となり、その他、水処理、化学等を含む主要市場が全般的に堅調に推移しました。
(売上原価)
当連結会計年度は、前連結会計年度と比較して9億82百万円増加し、164億16百万円となりました。売上高の増加に伴い材料費等の変動費が増加し、売上原価も増加しました。
(売上総利益)
上記の結果、売上総利益は、84億13百万円(前連結会計年度比10億48百万円増)となりました。
(販売費及び一般管理費)
当連結会計年度は、前連結会計年度と比較して5億5百万円増加し、68億80百万円となりました。これは主に人件費増加及び上場関連費用等の経費増加によるものであります。
(営業利益)
上記の結果、前連結会計年度と比較して、当連結会計年度の営業利益は5億43百万円増加し、15億33百万円となりました。
(営業外・特別損益)
当連結会計年度の営業外・特別損益は4億55百万円の利益となりました。これは主に、持分法適用会社が堅調に推移したため、持分法による投資利益を4億10百万円計上したことによります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
上記の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度と比較して4億97百万円増加し、15億27百万円となりました。

(4)キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 1業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

(5)経営戦略の現状と見通し
当社グループが製造するケミカルポンプは、革新的技術に依拠する画期的な製品を開発することが難しい「成熟した製品」ではありますが、このような状況下においても当社グループでは、ケミカルポンプの世界的メーカとして、常に他社に先駆ける新製品開発に注力しております。その一方で、国内外の顧客から当社グループの製品が選ばれるのは、多岐に亘る様々な要望に対して、過去の経験等に基づき迅速且つ的確に対応できることが最大の理由であると考えております。
具体的には、システム提案及びユニット製品化、並びに各種ポンプの特注対応といったハードウェア面から、納期・コスト・サービス体制等のソフトウェア面まで、きめ細かに応えることであります。また、それぞれの顧客対応スキルをさらにレベルアップさせることが重要な課題であると認識し、「ソリューションカンパニー」として世界全市場の顧客から信頼を勝ち取ることを全社的テーマとして、重点的に取り組んでまいります。
なお、当社グループが注力すべき戦略市場と定めている「医療機器市場」・「水処理市場」・「新エネルギー市場」の各市場は、比較的経済情勢の変動を受けにくい成長市場であり、これらの市場に対して顧客対応力・技術力・販売力等の当社グループの力を結集して、日本国内のみならず欧州、米国、アジア等海外各重点地域においても、顧客からの多様なニーズに応えていくことが、今後、当社グループの持続的成長につながると考えております。

(6)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く経営環境は、競合他社が国内外を問わず生産コストが安価な地域に進出したことで、販売活動が激化しております。当社グループも早期から海外関係会社におけるノックダウン生産等、海外展開に取り組みコスト低減を進めておりますが、近年においては販売価格の競争が一層激しくなっております。また、価格競争のみならず、製品開発においても環境問題への意識の高まりにより、省電力・高効率製品の要望が強く、これら製品の優劣で今後の受注が左右されます。
一方で、急激な為替の変動による影響で素材価格の価格変動が続き、当社主要部品の原材料となる樹脂材料、鉄鋼及び非鉄金属等の調達コストの変動に合わせ適正な販売価格とすることができなければ、今後の経営成績に影響を与える可能性があります。
また、安全保障輸出管理上の不備により、一定期間輸出禁止等の行政処分を受けた場合、当社グループの海外事業における業績に重要な影響を与える可能性があります。

(7)経営者の問題認識と今後の方針について
「第2 事業の状況 3対処すべき課題」に記載のとおりであります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32189] S100839Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。