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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100839Y

有価証券報告書抜粋 株式会社イワキ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における経済環境は、国内では当連結会計年度前半、増加基調の設備投資や個人消費の緩やかな持ち直しなどにより、全体的に企業の景況感が改善する傾向が見られましたが、後半では、中国や新興国経済の減速により輸出が伸び悩み、また原油安による経済環境の不透明感、円高による企業収益の悪化などによってマクロ経済の先行きは不透明な状況となりました。海外ではアメリカで利上げの影響が懸念されましたが、雇用環境は改善され、個人消費も持ち直すなど、景気の拡大基調が継続しました。欧州においては難民問題やテロ対策などを抱え、その経済への影響が懸念されていましたが、内需主導で緩やかな回復が継続しました。
こうした状況の下、国内営業本部においては、現場営業によるユーザーの囲い込みを図り、「競合に勝つ」を基本方針に活動してまいりました。その結果、国内の主要市場では、半導体・液晶市場において装置メーカーの需要取り込みが順調に推移し、医療機器市場では人工透析装置、生化学分析装置向け需要が伸び、水処理市場においては官需、民需とも堅調に推移するなど、主力6市場(半導体・液晶市場、医療機器市場、表面処理装置市場、水処理市場、化学市場、新エネルギー市場)すべてにおいて、当連結会計年度売上実績が前年実績を上回り、その他市場を加えた全市場合計でも当連結会計年度売上実績が前年実績を上回る結果となりました。海外営業本部においては、子会社、関連会社と連携して販売の拡大を図ってまいりました。その結果、主力6市場においては、半導体・液晶市場、表面処理装置市場の当連結会計年度売上実績が前年実績を下回りましたが、医療機器市場では中国の免疫分析装置向け需要が伸び、新エネルギー市場では欧州の風力発電用途への販売に成功するなど、医療機器市場、水処理市場、化学市場、新エネルギー市場では、当連結会計年度売上実績が前年実績を上回り、その他市場を加えた全市場合計でも当連結会計年度売上実績が前年実績を上回る結果となりました。子会社であるIwaki America Incorporated(米国)は、年初の寒波や干ばつの影響から農業関係需要及びクーリングタワー需要が低迷し、水処理市場が軟調に推移したものの、半導体・液晶市場、医療機器市場、表面処理装置市場において当連結会計年度売上実績が前年実績を上回り、全市場合計でも当連結会計年度売上実績が前年実績を上回りました。Iwaki Europe GmbH(ドイツ)はドイツ、フランス市場等が牽引し、当連結会計年度売上実績が前年実績を上回りました。Iwaki Singapore Pte Ltd.(シンガポール)、IWAKIm SDN. BHD.(マレーシア)はアセアン全般の経済停滞の影響を受けたものの、化学市場、水処理市場、表面処理装置市場が堅調に推移し、当連結会計年度売上実績が前年実績を上回りました。製品別では国内外化学市場、国内表面処理装置市場向けマグネットポンプ、海外水処理市場向け定量ポンプをはじめ、回転容積ポンプ、エアーポンプ等が堅調に推移致しました。
このような状況の中、当社グループの当連結会計年度における売上高は、248億30百万円(前年比8.9%増)となりました。
利益面では、売上増加に伴い経費が増加したことに加え、金型をはじめとする設備投資も積極的に実施致しました。これらの結果、営業利益は15億33百万円(前年比54.8%増)、経常利益は19億91百万円(前年比32.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は15億27百万円(前年比48.3%増)となりました。
なお 、当社グループはケミカルポンプ事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は54億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億93百万円増加(前連結会計年度は1億40百万円の減少)いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果、資金は14億13百万円増加(前連結会計年度は7億35百万円の減少)いたしました。これは主に、税金等調整前当期純利益(19億88百万円)などによる資金増加要因が、売上債権の増加(5億90百万円)などによる資金減少要因を上回ったためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果、資金は9億97百万円増加(前連結会計年度は31億23百万円の増加)いたしました。これは主に、定期預金の払戻(10億円)や投資有価証券の償還(3億36百万円)などによる資金増加要因が、有形固定資産の取得(3億30百万円)などによる資金減少要因を上回ったためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果、資金は9億35百万円減少(前連結会計年度は25億58百万円の減少)いたしました。これは主に、短期借入金の返済(純減額12億円)や長期借入金の返済(8億15百万円)などによる資金減少要因が、株式の発行(12億71百万円)などによる資金増加要因を上回ったためであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32189] S100839Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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