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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004KYD

有価証券報告書抜粋 株式会社イーブックイニシアティブジャパン 業績等の概要 (2015年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における我が国経済は、個人消費において消費増税の反動により一部回復の遅れが見えたものの、政府や日本銀行による継続的な経済政策や金融政策等の効果により、円安や株高が進行し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
出版業界においては、2014年の書籍・雑誌の推定販売額は前年比4.5%減の1兆6,065億円となり、10年連続の減少となりました。その内訳は書籍が4.0%減の7,544億円、雑誌が5.0%減の8,520億円となりました(出所:公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所「出版月報」2015年1月号)。電子書籍市場は2013年度(2014年3月期)で936億円となり前年度に比べて28.3%増加しました(出所:株式会社インプレス「電子書籍ビジネス調査報告書2014」)。
また、電子書籍を閲覧するモバイル端末においては、2014年度通期(2014年1月~2014年12月)においてスマートフォンの出荷台数は2,770万台(前年度比5.3%減)、タブレット端末910万台(前年度比21.7%増)と予測されています(出所:株式会社MM総研)。
このような環境のもと、当社グループにおいては品揃え、使い易さ、サービスにおいてNo.1を目指す基本方針を掲げて取り組みを行った結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高5,129,380千円、経常利益316,835千円、当期純利益183,922千円となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。
ⅰ)電子書籍配信事業
当連結会計年度における電子書籍配信事業は、①マンガの盤石化、②マンガ以外の加速、③価格競争への対応、④使いやすさ改良、⑤新規購入者獲得、⑥提供事業の拡大を主要施策に掲げて取り組みました。マンガにおいては、未電子化作品への対応の強化、そして新刊同時発売を加速させることでマンガの品揃えの優位性をさらに高めることに努めました。マンガ以外においては、専門書や児童書の取り扱いを増加させ、総合書店として幅広い作品の拡充を行いました。結果として、2015年1月末時点の電子書籍取扱い冊数は、マンガ117,290点、総合図書212,150点、その他14,390点の合計343,830点となりました。
サービスにおいては、快適な読書や蔵書管理について本の背表紙を表示するインターフェースの適用を拡大させ、操作性を高めるとともに、価格においても、値引きキャンペーンやポイント増量など、最もお得な電子書店のブランド確立に努めました。
新規会員の獲得施策としては、国内外の端末メーカーとタイアップし、当社のブックリーダーをタブレット端末に標準搭載させ、ユーザーが手軽に書籍を楽しめる環境を提供しました。その他、マンガフェスタへの協賛や各種キャンペーンの実施など、電子書籍を体験し、利用を促進する取り組みを行いました。
以上の結果から、当連結会計年度の電子書籍配信事業の売上高は、4,648,459千円となりました。
ⅱ)電子書籍提供事業
当連結会計年度における電子書籍提供事業は、第3四半期連結会計期間よりその他事業に含めていた航空機内向けサービスによる売上が加わっています。また、パートナーサイトにおけるキャンペーンの実施により、当連結会計年度における売上高は289,073千円となりました。
ⅲ)プロモーション・その他事業
当連結会計年度におけるプロモーション・その他事業は、人気マンガコンテンツのキャラクターを用いたタイアップ・プロモーション、クールジャパンイベントの開催、また、パートナーサイトへのウェブコンテンツの提供等による売上のほか、eBook図書券の販売、出版社のプロモーション支援等の実施による売上と合わせ、当連結会計年度の売上高は191,848千円となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、2,329,406千円となりました。
また、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得た資金は428,277千円となりました。主な資金増加要因としては税金等調整前当期純利益の計上316,835千円及び仕入債務の増加額136,618千円によるものであります。これに対して主な資金減少要因としては、法人税等の支払額174,613千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は279,378千円となりました。これは主にECサイトの構築に伴う開発で無形固定資産の取得による支出が115,670千円、サーバーの増強に伴う有形固定資産の取得による支出が65,911千円発生したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、29,737千円となりました。これは主に短期借入金の純減額28,697千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25888] S1004KYD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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