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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006MSJ

有価証券報告書抜粋 株式会社ウェッジホールディングス 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当社グループは当連結会計年度においては、増収増益となりました。売上高は86億85百万円(前年同期比44.9%増)、営業利益は16億31百万円(同424.3%増)、経常利益は19億13百万円(同390.7%増)、当期純利益は8億41百万円(同943.6%増)となりました。
これは、主にタイ王国ならびにカンボジア王国、ラオス人民民主共和国でのファイナンス事業の拡大と、利益率の上昇によってもたらされました。
当連結会計年度における当社の関係するタイ王国、カンボジア王国をはじめとするCLMV諸国、日本などのマクロ経済につきましては、以下のような状況でありました。タイ王国は横ばいであり、一方、カンボジア王国、ラオス人民民主共和国をはじめとするCLMV諸国は旺盛な国内需要を受けて極めて好調でありました。日本は改善の兆しが見られるものの一進一退でした。当社としては今後とも短期的な景気判断や収益について適切に対処しながらもそれらに囚われることなく、中長期的視点で経済成長する地域に適切に投資し、当社の成長を目指していくものです。
以上のように、当社グループの掲げる中期経営計画「アクセルプラン2015 ギア2「加速」」に定めた方針に基づき、事業展開を加速しております。
なお、上記金額に消費税等は含まれておりません。

(2) セグメントの業績

① ファイナンス事業
同事業の当連結会計年度における業績は、増収増益となりました。ここ数年にわたって行ってまいりました事業拡大のための投資活動が成果を着実にあげており、現在においても中長期的な成長に向けての投資を継続しつつも利益が拡大したものです。
タイ王国、カンボジア王国並びに2015年5月に開始したラオス人民民主共和国での営業活動の結果として営業貸付金が過去最大となり、これに伴い売上高は過去最高額を計上しました。特にラオス人民民主共和国においては創業以来4ヶ月ですが急速に営業エリアを拡大しており、一気にオートバイファイナンス新規契約台数で市場トップに躍り出たと推測され、営業貸付金が拡大しております。これらにより大幅な利益増を実現しました。
当事業は、タイ証券取引所一部に上場する連結子会社のGroup Lease PCL.が営むオートバイファイナンスを中心とし、審査や回収のノウハウに独自性を持ち、ASEAN全域への展開を目指しております。アセアン全域で積極的な事業活動を展開するための投資的施策を実行してまいりました。現在、同事業では拡大すべき分野・地域と高度化により利益率を高める分野・地域が明確になっており、①タイ王国とカンボジア王国における新規商材の投入と営業範囲拡大、②タイ王国内での審査厳格化方針の継続、③ラオス人民民主共和国における事業拡大(5月ラオス中央銀行より免許取得済)などが主な施策です。この結果、①タイ王国及びカンボジア王国での新規商材貸付が増加し、②タイ王国内の利益率の正常化が進み、③ラオス人民民主共和国における貸付が増加しております。このため、上記売上並びに利益の拡大傾向が継続すると考えております。
今後とも事業成長のため中長期的視点から投資を行うとともに、既存事業の収益向上に努めてまいります。
この結果、当連結会計年度における現地通貨建ての業績は、売上高は22億89百万バーツ(前年同期比35.0%増)、営業利益は5億24百万バーツ(同210.6%増)となりました。
又、連結業績に関しては円安が大きな影響を与え、円建ての業績では、売上高は81億72百万円(前年同期比52.1%増)、セグメント利益(営業利益)は18億45百万円(同262.8%増)となりました。

② コンテンツ事業
同事業の当連結会計年度における業績は、減収減益となりました。これは当連結会計年度がコンテンツの端境期の底となったこと、今後の受注となるコンテンツの営業的仕込み期間となったこと、中長期的な成長に向けての投資的活動期間になったこと、第4四半期に予想しておりました比較的大型の案件が2016年9月期にずれ込んだこと等によるものです。

当事業は、主にトレーディングカードゲーム制作やエンターテインメント関連の書籍及び電子書籍の制作、音楽及び関連商品の製作を行っており、様々なコンテンツを商品化する企画制作・編集・制作に独自性を持ち展開しております。
当連結会計年度は当社の扱うコンテンツの端境期、次の事業拡大への企画開発営業を進める時期でした。すでに発表いたしましたように株式会社バンダイ様から「ICカードダス ドラゴンボール」のカードゲームを受注し、第4四半期に売上高計上が開始いたしました。しかしながら、若干のスケジュールの遅れから2016年9月期に主に計上されることになり、当連結会計年度の予想を下ぶれさせております。その他の新規・既存コンテンツ等の仕込みは2016年9月期第1四半期に収益貢献が本格化をすることになり、当連結会計年度の当社グループの予想下ぶれ要因となっております。
これらの諸活動の結果、当連結会計年度における業績は、売上高5億13百万円(前年同期比17.4%減)、セグメント利益(営業利益)は82百万円(同44.9%減)となりました。

(3) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べて22億44百万円増加(前年同期比150.4%増)し、当連結会計年度末の残高は37億36百万円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、22億98百万円(前年同期は9億38百万円の使用)となりました。その主な内訳は、営業貸付金の減少額10億28百万円、営業活動が順調に推移したことによる税金等調整前当期純利益の計上22億93百万円、貸倒引当金の減少額8億4百万円等であります。

(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、67億31百万円(前年同期は17億47百万円の使用)となりました。その主な内訳は、貸付けによる支出69億22百万円、貸付金の回収による収入7億12百万円、差入保証金の増減額2億56百万円等であります。

(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、66億31百万円(前年同期は35億44百万円の獲得)となりました。その主な内訳は、親会社からの借入による収入27億93百万円、長期借入による収入53億18百万円、長期借入金の返済による支出98億94百万円、転換社債の発行による収入35億2百万円、少数株主の払込による収入48億44百万円等であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00745] S1006MSJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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