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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009DZK

有価証券報告書抜粋 株式会社ウェッジホールディングス 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当社グループは当連結会計年度においては、増収増益となりました。売上高は92億94百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は32億91百万円(同101.7%増)、経常利益は30億96百万円(同61.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億83百万円(同30.7%減)となりました。
これは、主にタイ王国並びにカンボジア王国、ラオス人民民主共和国でのDigital Finance事業(ファイナンス事業)の拡大と、利益率の上昇によってもたらされました。
親会社株主に帰属する当期純利益においては、前連結会計年度においては持分変動利益を3億12百万円計上しておりましたが、当連結会計年度においては会計基準の変更により持分変動利益の計上がなかったことによります。
当連結会計年度における当社の関係するタイ王国、カンボジア王国、ラオス人民民主共和国、インドネシア共和国などのASEAN諸国、日本などのマクロ経済につきましては、以下のような状況でありました。本年に入り、タイ王国並びにカンボジア王国においては少雨によって少なからず農業等に悪影響が出ておりました。また、カンボジア王国においてはVAT(間接税)が導入されたことにより市場に悪影響が出ておりました。現在既に雨季に入って順調に雨が降っており、VAT導入の混乱も収束しつつあるために今後の環境は良くなるものと考えており、特に10月に入ってからは回復が顕著となってきております。日本は改善の兆しが見られるものの一進一退でした。当社としては今後とも短期的な景気判断や収益について適切に対処しながらもそれらに囚われることなく、中長期的視点で経済成長する地域に適切に投資し、当社の成長を目指していくものです。
以上のように、当社グループの掲げる中期経営計画「アクセルプラン2015 ギア2「加速」」に定めた方針に基づき、事業展開を加速しております。
なお、上記金額に消費税等は含まれておりません。

(2) セグメントの業績

① Digital Finance事業
当事業の当連結会計年度における業績は、増収増益となり、特に利益において89.6%増を果たしました。同事業は現在までに8四半期連続で過去最高益を記録しております。当事業は第1四半期連結累計期間より、従来の「ファイナンス事業」から「Digital Finance事業」へとセグメント名称の変更をしております。カンボジア王国において当社グループが独自に開発したITプラットフォームと全土にPOSを張り巡らせました販売ネットワークが構築されました。この新しい当社グループ独自のFintechを中心としたDigital Financeの展開によって、①少ない投資額、②速い国際的展開、③都市部ではなく地方において圧倒的な展開力を持つ、などの競争力を生み出しております。
カンボジア王国並びにラオス人民民主共和国においては2012年から中長期的な投資的費用の投下を継続した結果、現在では利益が急速に増加する段階となっております。第4四半期にはラオス人民民主共和国での純利益は前年同期比477.9%の急増を果たしております。タイ国内においても従来事業の利益が伸張し、新規事業である動産担保貸付はその売上高を289%増といたしました。世界第4位の人口を持つ巨大市場インドネシア共和国での操業も順調に開始し、操業の初四半期に当たる第4四半期にいきなり黒字化を果たしました。そのほかにも様々な企業買収、事業提携、新規事業開始を発表しており、今後のさらなる成長が期待されます。
この結果、当連結会計年度における現地通貨建ての業績は、売上高は27億83百万バーツ(前年同期比21.6%増)、営業利益は11億23百万バーツ(同114.3%増)となりました。
又、連結業績に関しては円高が大きな影響を与え、円建ての業績では、売上高は87億67百万円(前年同期比7.3%増)、セグメント利益(営業利益)は34億98百万円(同89.6%増)となりました。

② コンテンツ事業
コンテンツ事業は、増収減益となりました。これは当連結会計年度において、日本事業の強化並びにアジア事業の開始など中長期的な成長に向けての投資的活動を強化したこと等によるものです。

当事業は、主にトレーディングカードゲーム制作やエンターテインメント関連の書籍及び電子書籍の制作、音楽及び関連商品の製作を行っており、様々なコンテンツを商品・イベント化する企画制作・編集・制作に独自性を持ち展開しております。既にアジア事業の活動がタイ王国、インドネシア共和国、ベトナム社会主義共和国、モンゴル国で開始されております。今後とも投資的費用の投下を進めつつ、中長期的成長を追求する施策を続けてまいります。
当連結会計年度は売上高については、カードゲームのロイヤリティ収入が増加するなど堅調に推移しました。一方、日本及びタイ王国において中長期的成長に向けた投資活動を強化したことによる費用増があり、減益となりました。
これらの諸活動の結果、当連結会計年度における業績は、売上高5億26百万円(前年同期比2.6%増)、セグメント利益(営業利益)は68百万円(同16.4%減)となりました。

(3) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べて129億63百万円増加(前年同期比346.9%増)し、当連結会計年度末の残高は166億99百万円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、28億77百万円(前年同期は22億98百万円の獲得)となりました。その主な内訳は、営業貸付金の増加額41億60百万円、営業活動が順調に推移したことによる税金等調整前当期純利益の計上30億96百万円、貸倒引当金の減少額3億87百万円、法人税等の支払額4億93百万円等であります。

(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1億97百万円(前年同期は67億31百万円の使用)となりました。その主な内訳は、貸付けによる支出1億96百万円、貸付金の回収による収入1億29百万円、有形固定資産の取得による支出1億30百万円、差入保証金の減少額59百万円等であります。

(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、180億60百万円(前年同期は66億31百万円の獲得)となりました。その主な内訳は、親会社からの借入による収入11億27百万円、長期借入による収入57億46百万円、長期借入金の返済による支出107億63百万円、社債の発行による収入46億14百万円、転換社債の発行による収入142億9百万円、非支配株主からの払込による収入36億61百万円等であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00745] S1009DZK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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