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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10081J3

有価証券報告書抜粋 株式会社ウッドワン 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

本項におきましては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
(1) 重要な会計方針及び見積もり
当社グループの連結財務諸表は、わが国におきまして一般に公正妥当と認められた会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表作成にあたっては、当連結会計年度の財政状態、経営成績に影響を与える重要な会計方針の採用及び見積もりを行っています。
当社は、過去の実績や提出日現在時点での状況に基づく合理的な見積もりと判断を行っていますが、実際の結果は見積もりと異なる場合があります。

(2) 経営成績の分析
住宅業界におきましては、2014年4月の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が和らぎ、当社グループの主力販売分野である持家や分譲戸建住宅は、前年同期比回復傾向となりました。
このような状況下、連結売上高は、前年同期に比べ2,209百万円増加し、65,571百万円(前年同期比3.5%増)、価格改定や数量増による売上増加の要因もあり売上総利益は前年同期に比べ527百万円増加し18,707百万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は前年同期に比べ1,116百万円増加し、1,622百万円(前年同期比220.6%増)となりました。主な増収要因として、住宅建材設備事業では、特に国内販売において、新規開拓の成果、新しい商品の拡販成果、リフォーム部門への売り込み成果、値上げ効果・コストダウン効果等と発電事業の開始が挙げられます。しかし、急激な為替の変動に伴い海外子会社における為替評価損を主とした為替差損585百万円を営業外費用に計上し、経常利益は303百万円(前年同期は経常損失787百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期と比べ709百万円減少し、62百万円(前年同期比91.9%減)となりました。なお、中華人民共和国上海市に所在している中国子会社、沃達王木業(上海)有限公司の解散(清算)に伴い、子会社清算益408百万円を特別利益として計上し、NZドル/円レートの急激な為替変動の影響により発生したニュージーランド子会社の外貨建借入金に係る為替評価損586百万円を特別損失の為替差損として計上しました。
住宅建材設備事業の顧客への売上高は、64,421百万円(前年同期比1.7%増)となり、営業利益が1,359百万円(前年同期比168.7%増)となりました。品目別では床材の売上高は、9,829百万円となり前年同期と比べ76百万円(前年同期比0.8%増)増加しました。銘木の質感を活かしたフローリング材の新シリーズ「コンビットワンダー」や0.5mmの中厚貼り単板を使用した「コンビットグラードプラス」の売上が増加となりました。造作材の売上高は、31,003百万円(前年同期比5.2%増)となり、前年同期と比べ1,519百万円増加しました。ソフトアートシリーズの「シンプルセレクション」や無垢を基調としたピノアースシリーズの「ナチュラルセレクション」を中心に階段・ドア・収納などの売上が前年同期に比べ増加しました。その他建材の売上高は、主に海外売上分が前期に比べNZドルに対し大きく円高になったため、為替換算による減少影響によるもので19,077百万円と前年同期と比べ475百万円(前年同期比2.4%減)減少しましたが、実質的には国内において、主にLVL構造材は、国土交通省の地域型住宅グリーン事業へのサポート強化や2020年基準品質クリア住宅「ワンズキューボ」の企画型住宅の提案、そして、中・大規模型木造建築及びシェアハウス等の新チャネルの開拓により前年同期に比べ増加しました。住宅設備機器の売上高は、全体的には低採算商品の減少により4,509百万円と前年同期と比べ62百万円(前年同期比1.4%減)減少しましたが、主力の無垢扉のシステムキッチン「スイージー」やタイル貼り天板の「無垢の木の洗面」の売上は増加しました。
発電事業では、本社敷地内に木質バイオマス発電設備を導入し、当連結会計年度より電気事業者に売電を開始し、売上高が1,150百万円、営業利益が262百万円となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としています。

(3) 財政状態の分析
当連結会計年度末における連結財政状態は、前連結会計年度末に比べ、為替の影響もあり資産が8,145百万円減少、負債が1,634百万円減少、純資産が6,510百万円減少しました。主な内訳として、資産の減少は、主にたな卸資産が1,637百万円減少、為替予約(流動資産)が621百万円減少、有形固定資産は主に為替の影響や中国子会社の清算による減少も伴い5,548百万円減少しました。負債の減少は、主に支払手形及び買掛金が801百万円増加、未払法人税等544百万円増加、為替予約(負債)が488百万円増加したものの、外貨建て借入金の為替換算の影響もあり借入金が2,245百万円減少、繰延税金負債(固定)が831百万円減少によるものです。純資産の減少は、主に利益剰余金が287百万円減少、為替換算調整勘定が3,651百万円減少、非支配株主持分が1,817百万円減少によるものです。

(4) キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況、1 業績等の概要、(2) キャッシュ・フローの状況」に記載しているため省略しています。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00630] S10081J3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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