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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009XSS

有価証券報告書抜粋 株式会社エイアンドティー 対処すべき課題 (2016年12月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


当社は臨床検査室全体をカバーする製品(C・A・C・L)※の開発から製造・販売・カスタマーサポートまでを一貫して手掛け、優れた多くの企業と連携をとりながら、医療の質の向上と医療コストの削減に寄与する製品・サービスを提供することで着実な事業の拡大に努めることを基本的な経営戦略としております。なお、主な経営戦略、対処すべき課題と取り組みにつきましては、次のとおりであります。
※ C・A・C・L;臨床検査室の運営に必要な製品分野「臨床検査試薬:Chemicals」、「検体検査装置:Analyzers」、「臨床検査情報システム:Computers」、「検体検査自動化システム:Lab-Logistics」の略称

① 国内販売の強化と拡販体制の確立

当社の臨床検査機器システムの主な納品先は国立病院、都道府県立病院、大学病院、地域における中核病院等であります。当社はこのような病院の臨床検査室全体のIT化・自動化の推進及び血液検査用の製品・サービスを提供するビジネスを展開しております。国内の医療施設における高機能な臨床検査機器システムの新規・更新需要は未だ高く、販売・供給体制を強化し、既存顧客の着実な更新及び新規顧客の獲得に注力することで、国内の事業基盤の安定化と拡大に努めてまいります。

② OEMビジネスの強化

当社は血液検査用の電解質、グルコース等のセンサー技術を創業から現在まで蓄積し、このコア技術を軸にした検体検査装置、臨床検査試薬、消耗品をOEM提携した企業へ供給するビジネスを展開しており、売上高に占める比率も高くなっております。当社はこれらの製品を一貫して自社で開発、製造する強みを活かし、OEM先との連携を強固にすることで、既存のOEM販売を伸ばし、同時に新規OEM先を開拓することで顧客基盤の安定化と拡大に努めてまいります。

③ 生産性の向上

当社は製造基盤の強化及び製品の需要動向に応じた安定供給の体制構築は重要課題と考えております。増設する江刺工場を当社のマザー工場と位置付け、新工場の確実な立ち上げに取り組んでまいります。また、新工場竣工後、湘南工場から臨床検査試薬の一部移管を計画しており、新工場における製品の品質維持・向上及び安定供給の確保に取り組んでまいります。

④ 全製品の品質向上

当社の製品は臨床検査室で検体検査を行い、その検査結果を迅速に診療側へ提供する役割を担っております。また、当社は臨床検査の現場に求められる高品質で安定した製品を供給することが、顧客からの信頼向上、顧客基盤の拡大につながると考えております。そのため、全製品の品質維持管理、品質改善を徹底して行うための仕組みづくりに努めてまいります。

⑤ グローバル展開の推進

当社が、さらなる成長を実現していくためには、グローバル市場への展開が必須と考えております。特にアジア圏を中心に、既存の顧客先との関係強化、現地ニーズにあった独自性のある製品開発及び販売網の開拓を進めてまいります。また、外国人材の採用、現地拠点の設立等も重点課題として考えており、海外拠点を増やすことで、グローバル展開を加速してまいります。

⑥ 新規事業の立ち上げ

当社は、新規事業の立ち上げも重要課題と考えております。病院検査室以外の市場で、新たな販路を探索することに加え、顧客へ独自性のある新たなソリューションを総合的に提供できる製品を国内・海外で立ち上げることで、新規事業の創出により顧客基盤の拡大を目指してまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02082] S1009XSS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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