シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002DPL

有価証券報告書抜粋 株式会社エイチアンドエフ 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、前半には新政権の経済対策や金融政策の効果、年度末に向けては消費税率引上げに伴う駆け込み需要等もあり、景気は緩やかに回復しました。しかし、アメリカの金融緩和縮小による影響や、中国をはじめとする新興国経済の不確実性等、海外景気の下振れが、引き続きわが国の景気を下押しするリスクとなっております。
当社グループの主要顧客である自動車業界におきましては、「六重苦」の一つであった超円高は是正されましたが、これまで急成長を遂げてきたアジアを中心とした新興国市場に減速感が見られ、先行きが懸念されております。
このような状況の中、当社グループでは、当連結会計年度の主な課題として、「全社での改革実行」、「収益確保」、「受注確保」、「さらなるグローバル化推進」、「開発強化」を掲げ、これらの課題に鋭意取り組んでまいりました。
全社での改革実行につきましては、社内及び現地工期の短縮や、開発推進、人材育成のスピードアップに努めてまいりました。
収益確保につきましては、先を見通した個別工事予算の早期発行と厳守及びアフターサービス工事の伸長と子会社管理の強化により、収益の確保に努めてまいりました。
受注確保につきましては、機種別・顧客別の戦略を明確化した、顧客目線での全社提案営業の徹底や、人脈構築の強化により、受注の確保に取り組んでまいりました。
さらなるグローバル化推進につきましては、海外調達の継続的推進や海外アフターサービス体制の強化、海外研修制度による若手のレベルアップ等により、全職場でのグローバル化への意識と対応力の向上に努めてまいりました。
開発強化につきましては、市場と顧客のニーズに応える開発のスピードアップ、社外との連携強化による開発力のレベルアップや幅広い開発テーマの推進に取り組んでまいりました。
上記取り組みや自動車業界各社の設備投資が堅調に推移していることにより、当連結会計年度においては、過去最高の売上高、利益を更新することができました。当連結会計年度の受注高につきましては、プレス機械は14,763百万円(前連結会計年度比5.0%増)と前連結会計年度を上回ったものの、FAシステム製品はブランキングプレスラインの受注が少なかったため、5,150百万円(前連結会計年度比29.4%減)と前連結会計年度を下回りました。アフターサービス工事も6,241百万円(前連結会計年度比7.3%減)と前連結会計年度を下回りました。全体でも26,155百万円(前連結会計年度比6.9%減)と前連結会計年度を下回る結果となりました。当連結会計年度末の受注残高は22,207百万円(前連結会計年度末比3.2%増)と前連結会計年度末を上回りました。
売上高につきましては、プレス機械は13,660百万円(前連結会計年度比26.0%増)、FAシステム製品は6,538百万円(前連結会計年度比8.7%増)とそれぞれ前連結会計年度を上回りましたが、アフターサービス工事は前連結会計年度にタイの洪水の復旧工事があったため、5,275百万円(前連結会計年度比23.8%減)と前連結会計年度を下回りました。全体では25,474百万円(前連結会計年度比7.1%増)と前連結会計年度を上回り、過去最高の売上高となりました。
損益面におきましては、営業利益は2,848百万円(前連結会計年度比4.9%増)、経常利益は2,800百万円(前連結会計年度比4.8%増)とそれぞれ前連結会計年度を上回りました。当期純利益は前連結会計年度に厚生年金基金からの脱退に伴う特別損失を計上していたため、1,827百万円(前連結会計年度比14.1%増)と前連結会計年度を上回りました。利益面につきましても、それぞれ過去最高となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、売上債権の増加や有形固定資産の取得による支出等の要因はあったものの、税金等調整前当期純利益の計上及び前受金の増加等により、前連結会計年度末に比べ1,223百万円増加し、当連結会計年度末には7,797百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、1,879百万円(前年同期比35.8%減)となりました。これは、主に売上債権の増加や法人税等の支払等の要因はあったものの、税金等調整前当期純利益の計上及び前受金の増加等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、413百万円(前年同期比39.3%減)となりました。これは、主に定期預金の払戻による収入等の要因はあったものの、定期預金の預入による支出及び有形固定資産の取得による支出等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、298百万円(前年同期比57.4%減)となりました。これは、主に配当金の支払があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01513] S1002DPL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。