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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10058XR

有価証券報告書抜粋 株式会社エイチアンドエフ 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、各種政策の効果もあって、企業部門に改善が見られるなど、緩やかな回復基調が続きました。しかし、海外景気の下振れが、引き続きわが国の景気を下押しするリスクとなっております。
当社グループの主要顧客である自動車業界におきましては、国内では消費税引上げに伴う駆け込み需要の反動減が続きました。海外では一部新興国で減速はあったものの、好調な北米市場に支えられましたが、依然として世界経済の不透明さによる下振れリスクや国際競争の激化等により、楽観できない状況が続いております。
このような状況の中、当社グループでは、当連結会計年度の主な課題として、「全社営業による受注確保」、「ものづくり力のさらなる進化」、「安定的な収益を出せる体質の確立」、「お客様満足度のさらなる向上」、「グローバル化のさらなる推進」、「開発強化」等を掲げ、これらの課題に鋭意取り組んでまいりました。
全社営業による受注確保につきましては、機種別・顧客別受注戦略の明確化、全社提案営業活動の徹底、海外向け大型アフターサービス工事の計画的受注により、受注の確保に努めてまいりました。
ものづくり力のさらなる進化につきましては、社内での生産性の向上や現地据付期間短縮により、ものづくり力の進化に努めてまいりました。
安定的な収益を出せる体質の確立につきましては、部門別コストダウン目標の明確化と必達、先を見通した個別工事予算の早期発行と厳守、アフターサービス工事伸長及び子会社管理の徹底により、安定的な収益を出せる体質の確立に努めてまいりました。
お客様満足度のさらなる向上につきましては、クイックレスポンスの徹底、全社での社外人脈構築によるお客様との関係強化及び世界でのアフターサービス強化により、お客様満足度の向上に努めてまいりました。
グローバル化のさらなる推進につきましては、全役職員の意識向上と対応力強化、海外調達の継続的推進、中国でのブロック製作の円滑な推進、海外アフターサービス体制強化により、グローバル化の推進に努めてまいりました。
開発強化につきましては、お客様、市場から要求される製品のタイムリーな開発、受注済開発製品の予定通りの完成や社外との連携のさらなる強化と先を見通した開発テーマの創出により、開発強化に努めてまいりました。
上記取り組みや自動車業界各社の設備投資が堅調に推移したことにより、当連結会計年度の受注高につきましては、プレス機械は10,480百万円(前連結会計年度比29.0%減)と前連結会計年度を下回ったものの、FAシステム製品は6,092百万円(前連結会計年度比18.3%増)、アフターサービス工事も6,813百万円(前連結会計年度比9.2%増)と前連結会計年度を上回りました。全体では23,386百万円(前連結会計年度比10.6%減)と前連結会計年度を下回る結果となりましたが、依然として高水準の受注を確保することができました。当連結会計年度末の受注残高は21,548百万円(前連結会計年度末比3.0%減)と前連結会計年度並みの水準を維持しております。
売上高につきましては、プレス機械は13,109百万円(前連結会計年度比4.0%減)、FAシステム製品は4,938百万円(前連結会計年度比24.5%減)とそれぞれ前連結会計年度を下回りましたが、アフターサービス工事は5,997百万円(前連結会計年度比13.7%増)と前連結会計年度を上回りました。全体では24,045百万円(前連結会計年度比5.6%減)と前連結会計年度並みとなりました。
損益面におきましては、営業利益は2,781百万円(前連結会計年度比2.4%減)、経常利益は2,715百万円(前連結会計年度比3.0%減)、当期純利益は1,776百万円(前連結会計年度比2.8%減)とそれぞれ前連結会計年度並みとなりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、未払金の減少、法人税等の支払及び有形固定資産の取得による支出等の要因はあったものの、税金等調整前当期純利益の計上及び売上債権の減少等により、前連結会計年度末に比べ484百万円増加し、当連結会計年度末には8,281百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、1,235百万円(前年同期比34.3%減)となりました。これは、主に未払金の減少及び法人税等の支払等の要因はあったものの、税金等調整前当期純利益の計上及び売上債権の減少等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、357百万円(前年同期比13.4%減)となりました。これは、主に定期預金の払戻による収入等の要因はあったものの、定期預金の預入による支出及び有形固定資産の取得による支出等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、398百万円(前年同期比33.5%増)となりました。これは、主に配当金の支払があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01513] S10058XR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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