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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004RPZ

有価証券報告書抜粋 株式会社エスケイジャパン 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度は、上期の消費税増税前の駆け込み需要の反動による需要の低迷があったことに加えて、下期は物価上昇に賃金上昇が追いつかず、個人消費が低迷しました。アベノミクス効果による国際市場の好調や米国経済の堅調な推移はあるものの、国内経済については本格的な回復の実感が乏しく、キャラクター業界でも大ヒットしたキャラクターはごく一部に留まっており、全般的には不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、カード事業をはじめとした不採算事業からの撤退・拠点の統廃合・人事制度改革による若手人材の登用等の業務改革を断行して参りました。しかしながら、スマートフォンなどによる遊びの多様化により成長を支えてきたゲームセンターの顧客離れが加速していることに加え、期待したキャラクターが伸び悩み、極めて厳しい状況となりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は6,924百万円(前年同期比1.4%減)、営業損失は78百万円(前年同期は164百万円の営業損失)、経常損失は61百万円(前年同期は165百万円の経常損失)、当期純損失は20百万円(前年同期は178百万円の当期純損失)となりました。

セグメントの概況は次のとおりであります。

①キャラクターエンタテインメント事業
アミューズメント部門におきましては、第1四半期は「ted」等のオリジナルキャラクターのヒットにより好調だったものの、第2四半期以降は、他社より発売されたゲーム・アニメ映画キャラクターが市場を席巻し、それ以外のキャラクターはほとんど注目されないといった変化が起こり、非常に厳しい状況となりました。
このような状況のもと、当部門では有力なキャラクターの権利取得を推進するため、グループで版権取得を一元管理する体制に移行し、業務効率の向上及びキャラクター契約のスピードアップを進め、競合他社と差別化できる商品づくりを遂行いたしました。この施策の実行により、一定の効果はあったものの業績向上には十分な成果を上げることができなかったこと等により売上高は3,016百万円(前年同期比9.5%減)となりました。
SP(セールスプロモーション)部門におきましては、前期売上の柱であったムック本及び雑誌の付録が減少したこと等により、売上高は654百万円(前年同期比18.4%減)となりました。
利益面では、固定費の削減等を行いましたが、過剰在庫商品の在庫評価損を計上したことにより、営業損失となりました。
以上の結果、売上高は3,671百万円(前年同期比11.4%減)、営業損失は174百万円(前年同期は175百万円の営業損失)となりました。

②キャラクター・ファンシー事業
当事業におきましては、前期より好調であった「なめこ栽培キット」の落ち込み、かねてより不採算であったカード事業からの撤退、さらには過剰在庫商品の在庫評価損を計上いたしましたが、ゲーム・コミック及びアニメなどで展開されたキャラクターが大ブームとなり、多くの得意先様の店頭へ導入できたことに加え、大ヒットした映画の影響によりアニメキャラクターグッズの売上も大きく伸長しました。また、前期より好調であるゆるキャラも引き続き堅調に推移しました。
今後におきましても新たな得意先様の獲得、企画イベント等を実施しさらなる売上の拡大と利益の確保に注力してまいります。
以上の結果、売上高は3,253百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益は48百万円(前年同期は29百万円の営業損失)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、固定資産の取得による支出、配当金の支払額等の要因により一部相殺されたものの、売上債権の減少、保険積立金の受取及び保険返戻金があったこと等により、前連結会計年度末に比べ261百万円増加し、当連結会計年度末には904百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、205百万円(前年同期は213百万円の使用)となりました。
これは主に、仕入債務の減少額67百万円、経常損失61百万円があったこと等により一部相殺されたものの、減価償却費69百万円、売上債権の減少額138百万円、保険金の受取額200百万円があったこと等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、98百万円(前年同期は48百万円の使用)となりました。
これは主に、固定資産の取得による支出47百万円があったことにより一部相殺されたものの、保険積立金の解約による収入90百万円及び保険積立金の払戻による収入17百万円があったこと等を反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、45百万円(前年同期は222百万円の獲得)となりました。
これは主に、配当金の支払額45百万円があったこと等を反映したものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02897] S1004RPZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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