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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007MH7

有価証券報告書抜粋 株式会社エスケイジャパン 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度は、円安や堅調な株価を背景に企業収益や雇用情勢の改善傾向が続き、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、消費者の節約志向は根強く、個人消費に停滞感が見られる中、年明けには中国をはじめとする海外経済の減速懸念等から先行きは依然として不透明な状況となっております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、不採算部門の撤退・縮小及び拠点の統廃合等を前連結会計年度に実施しましたが、今後の見通しも厳しいと認識している状況の中で、さらなる構造改革の一環として2015年9月に希望退職を実施いたしました。キャラクターのヒットが一部のものに限定されるという市場環境の中、売上高は前連結会計年度を下回りましたが、期初より推し進めてまいりました経費削減等の要因により、3期ぶりに営業利益を上げることができました。
この結果、当連結会計年度の売上高は5,285百万円(前年同期比23.7%減)、営業利益は131百万円(前年同期は78百万円の営業損失)、経常利益は124百万円(前年同期は61百万円の経常損失)となりましたが、当社が保有する固定資産について、取締役会において1年内に全拠点を移転・売却する意思決定を行い、これに伴い「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失332百万円を特別損失に計上したこと等により、当期純損失は185百万円(前年同期は20百万円の当期純損失)となりました。

セグメントの概況は次のとおりであります。


アミューズメント部門におきましては、期初より取り組んできた「あらいぐまラスカル」や「忠犬もちしば」を中心としたOEM商品が大手チェーン店向けに好調に推移し、また、12月で誕生から20周年となる「ひつじのショーン」が売上増に貢献しましたが、第1四半期の売上減をカバーするには至りませんでした。また、ネットで景品を提供するオペレーターや訪日外国人向け商品等の新たな需要の広がりはあったものの、新規のヒットキャラクターを市場に投入できず、売上高は2,991百万円(前年同期比0.8%減)となりました。
SP(セールスプロモーション)部門におきましては、前期売上の柱であった製薬業界を中心とした販売促進商品及び雑誌の付録案件が減少したこと等により、売上高は268百万円(前年同期比59.0%減)となりました。
利益面では、グループ全体で推進した固定費削減等が奏功し、営業利益を計上することができました。
以上の結果、売上高は3,260百万円(前年同期比11.2%減)、営業利益は88百万円(前年同期は174百万円の営業損失)となりました。


当事業におきましては、「ted2」「ミニオンズ」「おそ松さん」「スターウォーズ」といった新キャラクター商品が好調に推移し、加えて新規ブランドである「もちもちマスコット」でゲームキャラクターの「刀剣乱舞」や、アニメキャラクターの「弱虫ペダル」等の発売により、アニメキャラクター専門店への売上が伸長しました。しかし、前期爆発的なヒットとなった「妖怪ウォッチ」や「アナと雪の女王」をカバーするまでには至らず、また一部の得意先様との取引を、条件面の精査によって中止したこと等により厳しい状況となりました。
以上の結果、売上高は2,025百万円(前年同期比37.7%減)、営業利益は3百万円(前年同期比93.3%減)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、短期借入金の減少、税金等調整前当期純損失、仕入債務の減少等の要因により一部相殺されたものの、減損損失の計上、有形固定資産の売却による収入があったこと等により、前連結会計年度末に比べ230百万円増加し、当連結会計年度末には1,135百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、143百万円(前年同期は205百万円の獲得)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純損失168百万円及び仕入債務の減少額155百万円があったこと等により一部相殺されたものの、減損損失332百万円、売上債権の減少額168百万円があったこと等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、317百万円(前年同期は98百万円の獲得)となりました。
これは主に、固定資産の取得による支出16百万円があったこと等により一部相殺されたものの、有形固定資産の売却による収入249百万円及び保険積立金の解約による収入87百万円があったこと等を反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、228百万円(前年同期は45百万円の使用)となりました。
これは主に、短期借入金の減少額220百万円があったこと等を反映したものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02897] S1007MH7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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