株式会社エッチ・ケー・エス 研究開発活動 (2015年8月期)

当社グループは、エンジン技術をベースとして、多様化、高度化する顧客ニーズに応えうる製品を提供していくことを基本方針にして研究開発に取り組んでおります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は863百万円となりました。
なお、当連結会計年度における主な成果としては、以下のようなものがあります。
ターボ・スーパーチャージャー関連製品では、アルファード・ヴェルファイアに当社オリジナル設計の内製スーパーチャージャーを組込み、「強さとゆとり」を実現した「GTスーパーチャージャーシステム」を発売。当製品は、「日刊自動車新聞 用品大賞2015」で「スポーティング部門賞」を受賞しました。
マフラー関連製品では、センターデュアル出しスクエアテールを採用した「CoolStyle SQUARE」を発売。スクエアテール採用により、スタイリッシュなリアビューになります。
サスペンション関連製品では、「究極のストリートダンパー」を開発テーマにしたMaxⅣ GTをベースに、「さらなる究極のストリートダンパー」に進化させた「MaxⅣGT Spec-A」を発売。ラリードライバーとタッグを組んで開発テストを行い、有効ストローク長の見直し、新設計部品の採用等により、上質で安定感のある走りを実現いたしました。
電子関連製品では、近年のプッシュエンジンスタート車に対応させたターボタイマー「PUSH START type0」を発売。車側の構造上、取付が難しかったターボタイマーですが、制御方法を刷新することで取付できるようにしました。