シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004LRH

有価証券報告書抜粋 株式会社エニグモ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年1月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、後記「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。

(2)財政状態の分析

①流動資産
当事業年度末における流動資産は、前事業年度末に比べ1,053,993千円増加し(前年同期比40.4%増)3,659,725千円となりました。これは主として、「BUYMA」における会員間取引の拡大等により現金及び預金が1,014,740千円増加したことによります。
②固定資産
当事業年度末における固定資産は、前事業年度末に比べ121,563千円増加し(前年同期比33.7%増)482,360千円となりました。これは主として、投資有価証券が126,005千円増加したことによります。
③負債合計
当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に比べて419,832千円増加し(前年同期比39.1%増)1,492,580千円となりました。この主として、「BUYMA」における取引拡大により預り金が336,180千円増加、未払法人税等が13,620千円増加したことによるものであります。
④純資産
当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べて755,723千円増加し、2,649,505千円となりました。これは新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ18,350千円増加したこと、また当期純利益の計上に伴い利益剰余金の額が708,750千円増加したことによるものであります。

(3)経営成績の分析

(売上高)
当事業年度におけるファッションEC市場は、スマートフォン等の利用拡大に加え事業者側によるオムニチャネル
戦略や顧客サービス向上のための施策などにより、消費者がファッションと接触する機会が大幅に増え、また気軽
に利用ができる環境整備が進んだ結果、引き続き堅調に拡大しました。
しかしながら、消費税増税後、国内景気の弱含みが続き、節約志向や選別消費志向が強まり、日銀の継続した量
的金融緩和政策による継続的な円安基調の影響を受け、輸入商品の価格調整に伴う国内消費の停滞が懸念されてお
ります。
このような環境の下、当社は、基幹事業であるソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」におい
て、より多くの皆様にご利用頂けるショッピングサイトの提供を目指し、サービスの拡充に注力し、主要地方都市
向けのテレビCMやローカル番組など各メディアへの露出を戦略的におこない、認知度の向上に努めたほか、運営面
におきましては「返品補償」の新設によるあんしん補償制度のさらなる拡充、ポスト機能や検索機能の強化による
利便性の向上、海外出品者向けの新規配送サービスの提供開始、プレミアムメンバーズの導入など、会員数の増加
及び取引件数、アクティブ率の向上に向けた諸施策を積極的に展開いたしました。
さらに、前期に引き続きグローバルやリユースといった周辺市場への展開と検討も出資企業を通しておこなって
まいりました。
以上の結果、当事業年度末における会員数は2,235千人(前年同期比32.0%増)、出品数は3,223千品(前年同期
比2.2%増)、総取扱高(決済手数料及びその他手数料を含む)は20,684,869千円(前年同期比20.9%増)と順調に拡大し、当事業年度の売上高は2,285,971千円(前年同期比25.4%増)となりました。

(売上原価)
当事業年度における売上原価は、前事業年度末に比べて39,902千円増加し(前年同期比11.1%増)400,593千円となりました。これは主として、商品購入者に対する取引代金の回収業務委託先へ支払う決済手数料となります。

(販売費及び一般管理費、営業利益)
当事業年度における販売費及び一般管理費は、前事業年度末に比べて78,534千円増加し(前年同期比12.9%増)689,299千円となりました。これは主として、人件費及び広告宣伝費となります。
以上の結果、当事業年度における営業利益は、前事業年度末に比べて343,995千円増加し(前年同期比40.4%増)1,196,078千円となりました。

(営業外収益、経常利益)
当事業年度における営業外収益は、前事業年度末に比べて517千円増加し(前年同期比14.7%増)4,048千円となりました。これは主として、外貨預金の期末評価による為替差益及び受取利息となります。
以上の結果、当事業年度における経常利益は、前事業年度末に比べて344,513千円増加し(前年同期比40.3%増)1,200,126千円となりました。

(特別利益、特別損失及び当期純利益)
当事業年度における税引前当期純利益は、前事業年度末に比べて320,742千円増加し(前年同期比37.8%増)1,170,133千円となりました。
また、法人税、住民税及び事業税(法人税等調整額を含む)は、461,382千円であります。
以上の結果、当事業年度における当期純利益は、前事業年度末に比べて184,972千円増加し(前年同期比35.3%増)708,750千円となりました。

(4)キャッシュ・フローの分析

「1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

(5)経営戦略の現状と見通し

次期につきましては、2017年1月期及び2019年1月期における中期コミットメント達成に向け、引き続き
「BUYMA」の安定的・継続的な発展のために、積極的にマスメディア広告とサービス企画を連携して実施することにより認知度の向上を目指してまいります。加えて、2015年2月にローンチしたファッション情報メディア「STYLE HAUS」の活用により幅広いアイテムの魅力を伝達することで購買意欲を刺激するとともに、上質な低価格帯商品の開拓、更なるユーザビリティの向上に取り組んでまいります。また、海外展開を加速し、新サービスの立ち上げも推進してまいります。
以上より、2016年1月期の売上高は3,436百万円(前年同期比50.3%増)、営業利益は702百万円(前年同期比
41.3%減)、経常利益は702百万円(前年同期比41.5%減)、当期純利益は432百万円(前年同期比39.0%減)と増収減益を予想しております。

(6)経営成績に重要な影響を与える要因について

「第2 事業の状況 4.事業等のリスク」に記載のとおりであります。

(7)経営者の問題認識と今後の方針について

「第2 事業の状況 3.対処すべき課題」に記載のとおりであります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E26703] S1004LRH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。