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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003RCH

有価証券報告書抜粋 株式会社エニマリ 業績等の概要 (2014年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度における我が国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、個人消費は弱い動きが続いているものの、雇用・所得環境の改善が続く中で、政府による経済政策の効果等により、緩やかな景気回復の動きが続いております。一方、世界の景気は、米国の金融緩和縮小による影響、一部の新興国経済の先行き等について依然不透明な状況もあるものの、緩やかな回復基調にあります。
当社を取り巻くインターネット業界においては、インターネットの普及により、ソーシャルメディアやCGM(Consumer Generated Media)サイトといった「消費者発信型メディア」が拡大しております。消費者の購買行動は、商品やサービスの供給側からマスメディア経由で発信された情報に基づくものから、インターネットで情報を比較検討した上で商品やサービスを購入し、その後ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に口コミを投稿して情報を共有し、拡散する形へと変化しております。
このような環境の中、当社では「結婚式を生涯最高の思い出にしたい」と願う花嫁・花婿に対して、結婚式場の口コミや多様化する結婚式に合わせた情報の提供等、ウェディングに関わる情報提供サービスの構築と強化及び、従来の形にとらわれない自由で新しい結婚式のプロデュースに取り組んでおります。
当事業年度において、商品の改定を行い、有料掲載結婚式場への浸透に取り組み、また、花嫁・花婿が願う結婚式のプロデュースの認知度の向上、展開を推進いたしました。
以上の結果、当事業年度の売上高は1,504,194千円(前事業年度比48.7%増)、営業利益は327,318千円(前事業年度比86.6%増)、経常利益は292,241千円(前事業年度比66.1%増)、当期純利益は183,030千円(前事業年度比66.6%増)となりました。
当社は単一セグメントのため、セグメントごとの記載はしておりません。事業ごとの取り組みは以下のとおりであります。

(みんなのウェディング事業)
みんなのウェディング事業では、「みんなのウェディング」「みんなのファミリーウェディング」「ふたりのウェディング」等のサイトを運営し、花嫁・花婿の視点に立って、結婚式場の情報や、それに関わる口コミや実際の費用明細、また、その他結婚式に関する様々な情報を提供しております。口コミの投稿内容は、当社の定める投稿ガイドラインに沿った審査を行い、中立的なものとなるようにしております。「みんなのウェディング相談デスク」では、花嫁・花婿に対して専門のアドバイザーによる結婚式場選びのサポートを展開しております。

当事業年度における取り組みは以下のとおりであります。

(a)商品の改定
「みんなのウェディング」では、2013年6月にクライアントへの機能提供を拡充し、月額掲載料のベース価格を引き上げ、さらに、ユーザーが当社のウェブサイトで起こしたアクションに応じて課金する仕組みを契約に盛り込んだ価格体系に商品改定しましたが、当事業年度ではこの商品の販売・転換を促進いたしました。
新規契約は堅調に推移したものの、価格引き上げによる影響により、契約更新をしなかった一部の既存クライアントもあり、2014年9月末現在、有料掲載結婚式場数(「みんなのウェディング」サイトに掲載している結婚式場のうち当社と契約している結婚式場の当該月末の件数)は1,317件となりました。なお、アクションに応じた課金は2014年10月から開始しております。
2014年6月には、結婚式場向け口コミ分析ツール「みんなの口コミ分析」を、ユーザーが見た口コミを分析できるようリニューアルし、クライアントがより効率的な集客や成約につなげられる機能に改定いたしました。

(b)サイト閲覧者数の獲得
これから結婚式を挙げようとしている花嫁・花婿のみならず、未来の花嫁・花婿の当社運営サイトへのアクセスを取り込むため、コンテンツ(結婚式参列時のマナー、恋愛コラム等)の充実を図り、月間ユニークユーザー数(当該月に「みんなのウェディング」サイトにアクセスしたユーザーの数(延べ人数ではありません))は3,240千人(2014年9月)となりました。


(c)サービスの拡充
2013年11月、さずかり婚向けの結婚式場選びサイト「みんなのマタニティウェディング」を出産や育児により結婚式を挙げていない層にまで拡げ、名称を「みんなのファミリーウェディング」に変更し、ユーザー及びクライアントに対する提供サービスを拡充いたしました。2014年2月より月額掲載料をクライアントから収受する仕組みからユーザーが当社を介して有料掲載結婚式場で結婚式を施行した際に成約報酬料を収受する仕組みに変更いたしました。
なお、対面で結婚式場の紹介を行う「みんなのウェディング相談デスク」は、従来その他事業に含めておりましたが、インターネットでウェディングに関わる情報提供を行うみんなのウェディング事業との補完性、関連性が増しているため、当第3四半期会計期間より、みんなのウェディング事業に含めております。

これらの結果、当事業年度におけるみんなのウェディング事業の売上高は、1,464,910千円(前事業年度比45.8%増)となりました。

(その他事業)
その他事業では、従来の結婚式のスタイルとは異なり、場所にとらわれない自由で新しい結婚式を望む花嫁・花婿の希望を実現するサービス「Brideal(ブライディール)」を展開しております。
当事業年度においては、ウェディングプランナーの採用を進め、当社が主体となって企業や自治体等と連携する等して、オリジナリティある結婚式の浸透を図り、施行件数は堅調に推移いたしました。

これらの結果、当事業年度におけるその他事業の売上高は、39,283千円(前事業年度比488.7%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,877,791千円(前事業年度比1,230.7%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動により獲得した資金は340,476千円(前事業年度比111.9%増)となりました。これは主に、税引前当期純利益が292,241千円となり、減価償却費が50,980千円、仕入債務の増加額が48,103千円、未払金の増加額が30,730千円、未払消費税等の増加額が20,608千円となった一方、売上債権の増加額が57,723千円、法人税等の支払額が102,601千円となったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により使用した資金は279,078千円(前事業年度比215.1%増)となりました。これは主に、本社移転に伴う敷金及び保証金の差入による支出が113,619千円、定期預金の預入による支出が100,000千円、無形固定資産の取得による支出が46,807千円となったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により獲得した資金は2,600,127千円(前事業年度比10,697.9%増)となりました。これは主に、新規上場に伴う公募増資を実施したことによる株式の発行による収入が2,614,962千円となったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30461] S1003RCH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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