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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TCF

有価証券報告書抜粋 株式会社エヌエフホールディングス 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2015年4月1日~2016年3月31 日)における世界経済は、欧米先進国は堅調な需要に支えられ概ね景気回復基調を維持したものの、中国をはじめとする新興国経済の減速や株式市況・原油価格の下落、地政学的リスクの高まりなどから、特に後半にかけて減速感が強まりました。
他方、わが国経済は、企業の景況感や設備投資の動向は回復基調を維持したものの、総じて力強さに欠ける状況であり、当社の属する計測器業界においても、一部において不透明感を抱えながら推移しました。
このような経営環境下、当社グループにおきましては、環境・エネルギー関連市場と先端計測・航空宇宙関連市場を中心に既存4事業領域の新製品開発と拡販に努めてまいりましたが、売上高は、環境・エネルギー関連市場での需要の伸び悩み等の影響により、主にカスタム応用機器と関連製品での売上低下により前年同期比で減収となりました。また、利益面においては、売上減少要因に加えて中期的な成長を見据えた生産インフラ投資および新規商品開発への取り組み強化に伴う費用を増加させ、結果前年同期比減益となりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は7,628百万円(前年同期比8.2%減)、損益面では経常利益715百万円(前年同期比32.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益457百万円(前年同期比27.9%減)となりました。

(2) 営業の分野別状況
当連結会計年度における、分野別事業の概況は次のとおりであります。

《電子計測器分野》
電子計測器分野では、広帯域ディジタルロックインアンプを上市するなど、継続的な新製品の開発と拡販に努めました。当期においては、強み製品である周波数特性分析器をはじめ、ロックインアンプ等が総じて堅調に推移しました。
以上の結果、電子計測器分野の売上高は1,189百万円(前年同期比6.2%増)となりました。

《電源機器分野》
電源機器分野では、プログラマブル交流電源 DPシリーズの新ラインアップ、コンパクト直流電源DCシリーズを上市するなど、新製品の開発と拡販に努めました。当期においては、バイポーラ電源、プログラマブル交流電源や保護リレー試験器が堅調に推移しましたが、カスタム応用機器関連製品の減少等もあり、電源機器全体としては低調に推移しました。
以上の結果、電源機器分野の売上高は2,584百万円(前年同期比12.6%減)となりました。

《電子部品分野》
電子部品分野は、当社が得意としているアナログデバイステクノロジーをベースにして開発したカスタム製品が主で、低雑音FET増幅器2機種、低雑音FET差動増幅器2機種を上市するなど、継続的な新製品の開発と拡販に努めました。当期においては、航空宇宙関連市場向け等の需要が活発で受注は好調に推移しましたが、納期の後ろ倒し変更等も発生しました。
以上の結果、電子部品分野の売上高は894百万円(前年同期比4.7%減)となりました。

《カスタム応用機器分野》
カスタム応用機器分野では、当社の強みである計測技術と電力制御技術を駆使した各種電源装置から各種システムに亘るソリューション事業を積極的に展開しました。当期においては、燃料電池評価システム等が堅調であったものの、環境・エネルギー関連市場での需要が伸び悩み、全体としては低調に推移しました。
以上の結果、カスタム応用機器分野の売上高は2,440百万円(前年同期比13.9%減)となりました。

《その他分野》
この分野は、校正・修理および仕入商品の売上が主で、売上高は518百万円(前年同期比12.7%増)となりました。


(3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ816百万円減少し、571百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは214百万円の増加となりました。
これは主に、仕入債務の減少250百万円、預り保証金の減少150百万円、たな卸資産の増加61百万円、法人税等の支払333百万円などにより減少したものの、税金等調整前当期純利益729百万円、減価償却費289百万円などにより増加したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは808百万円の減少となりました。
これは主に、定期預金の純増減額350百万円、固定資産の取得による支出457百万円によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは222百万円の減少となりました。
これは主に、社債の償還100百万円、配当金の支払125百万円により減少したことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01847] S1007TCF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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