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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006GYK

有価証券報告書抜粋 株式会社エヌ・ピー・シー 研究開発活動 (2015年8月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の研究開発活動は以下のとおりであります。
当社グループにおける研究開発の基本姿勢は、「顧客ニーズ及び市場の動向を的確かつ迅速に捉え、当社製品に取り込んでいく」ことであります。そのため、当社顧客である太陽電池メーカー等の需要動向や、太陽電池市場の動向に合致した、太陽電池製造装置及びパネル検査サービスの研究開発活動に取り組んでおります。また、事業領域の拡大に向けて、自社製両面受光パネルやパネルリサイクルの研究開発も進めております。なお、実際の研究開発活動を担当する部署は、主に開発部・設計部・電気設計部でありますが、データ取り作業等においては、その必要に応じて様々な部署が研究開発活動に係っております。
当連結会計年度における研究開発費の総額は83,779千円であり、主な研究開発の内容と成果は以下のとおりであります。
(1)太陽電池製造装置の研究開発
太陽電池メーカー各社は、太陽電池の更なる普及に向けて太陽電池のコストダウンに取り組んでおります。そのような状況下、太陽電池の発電効率の向上や生産効率の向上に対応できる製造装置が求められています。当社グループでは、そのような需要動向に対応した研究開発を進めてきました。
研究開発の一例として、発電効率を向上させるため、電気を通す電極(バスバー)を増加したセルに対応したセル自動配線装置や、ダブルガラスタイプパネル用の真空ラミネーターの研究開発活動に取り組みました。
(2)パネル検査サービスの研究開発
国内における太陽電池市場は堅調に拡大しており、設置後の太陽光発電システムの検査需要が高まっています。そのような状況下、当社独自の検査方法を普及させ、その検査方法を業界内でディファクトスタンダード化させるための研究開発を進めております。
(3)自社製両面受光パネルの研究開発
受託加工事業で得られたパネルづくりの経験やノウハウを活用し、ニッチ市場に向けて自社製両面受光パネルを販売するための研究開発を進めています。具体的には、自社製パネルを構成する様々な材料及び材質を評価し、最適なレイアウトを検討していくための研究開発を進めております。
(4)パネルリサイクルの研究開発
太陽電池市場が健全に成長していくためには、太陽電池の更なる品質の向上に加え、廃棄されたパネルのリサイクルプロセスの確立が必要となります。そこで、これまで当社が太陽電池製造装置で培った技術を活用し、太陽光パネルの解体装置の研究開発に取り組んでおります。なお、本解体装置の開発は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のリサイクルプロジェクトに採択されています。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01734] S1006GYK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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