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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10055Y1

有価証券報告書抜粋 株式会社エンバイオ・ホールディングス 対処すべき課題 (2015年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループの属する土壌汚染関連業界は、国内では専業の土壌汚染対策業者に加えて、建設・土木業者やエンジニアリング会社、地質調査・コンサル業者、計量証明機関など幅広い業界から多数の企業が参入しております。また中国では、土壌浄化を事業機会と捉えた大手企業の新規参入が相次いでおります。
当社グループといたしましては土壌汚染調査と土壌汚染浄化工事だけでなく、それらに付随するサービスや商品等を包括的に市場に投入して顧客企業の幅広いニーズに応えるとともに以下のような課題に取り組み、他社との差別化をより一層図ることにより、業容の拡大に努めてまいります。

(1) 営業基盤の強化
土壌汚染対策事業については重点地域に密着した営業展開を行うことが重要であり、そのための営業基盤の強化が課題と認識しております。当社グループは、本社(東京都千代田区)、西日本営業所(大阪市中央区)及び沖縄営業所(那覇市)を活動拠点として営業活動を展開しておりますが、各地区での営業強化のための人員の充実や外部機関との連携を積極的に進めてまいります。
また、資本業務提携関係にあるYAMAテック株式会社とは顧客の重なりが異なり、人員の交流を含む営業協力を積極的に進めることにより、新規顧客の開拓に努めてまいります。

(2) 技術開発体制の強化と新技術の確保
当社グループは、化学酸化工法と生物的分解工法(バイオレメディエーション)を核心的競争力としておりますが、他社の追随や技術の汎用化が進んでおります。また、中国市場を念頭に国内とは異なる原位置・オンサイト浄化技術も必要になってきます。そのため技術的な優位性を発揮し続けるための技術開発と核心的な新技術の確保を課題と認識しております。
国内外の大学との共同研究や海外の先進企業からの技術導入等について積極的に進めてまいります。

(3) 海外市場展開の強化
中長期的な成長エンジンとして、これから土壌汚染対策に関する爆発的な需要が生まれる中国をはじめとしたアジア諸国の市場への展開が重要であると考えています。
合弁会社を設立した中国では、拠点のある江蘇省及びその近隣の省において原位置浄化工事の施工実績を積むことにより、日本で培った技術力を背景としたブランド作りに努めます。また、合弁会社を通して得られた現地の知見をもとに中国に工場を持つ日系企業に向けたサービスを展開いたします。

(4) 人材の確保、育成
事業の継続的な発展を実現するためには、優秀な人材を十分に確保していくことが課題であると考えています。高い専門性を有する人材、中国をはじめとするアジア諸国で活躍できる人材及び管理職者の獲得、社内人材の育成に注力してまいります。幅広い人材採用活動を行うほか、教育研修制度の拡充、外部ノウハウの活用などにも積極的に取り組んでまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30445] S10055Y1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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