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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AAO4

有価証券報告書抜粋 株式会社オンワードホールディングス 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、経済政策を背景に、企業収益や雇用環境に緩やかな改善が見られるものの、中国をはじめとする新興国の成長鈍化、欧州・中東における地政学的リスク、英国のEU離脱および米国の新政権への移行等により、先行きは依然として不透明な状況が続きました。
当アパレル・ファッション業界におきましては、個人消費の節約志向や慎重な購買行動に加え、インバウンド需要の減退が顕著になるなど、店頭の販売動向は総じて厳しい状況になりました。
このような経営環境のなか、当社グループは当連結会計年度を初年度とする中期経営計画の実行に着手し、基幹ブランドの商品価値向上や顧客サービスの拡充により安定的な収益の拡大をはかるとともに、Eコマースなどの高い収益性と成長が見込める事業を強化するなど、事業の選択と集中を推進しました。また、厳しい市場環境に対応する体質強化と成長戦略を実現するために、経営資源を成長事業にシフトする事業構造改革をおこない、不採算ブランドの整理、不採算店舗の撤退ならびに物流改革・組織改革を推進しました。
以上の結果、連結売上高は2,449億円(前年同期比7.1%減)、連結営業利益は42億3百万円(前年同期比11.3%増)、連結経常利益は55億77百万円(前年同期比1.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は47億44百万円(前年同期比10.9%増)となりました。

セグメント別の状況は、次のとおりです。
①アパレル関連事業
国内事業は、夏場から秋口にかけての天候不順や、百貨店等の主力流通の衣料品売上が苦戦したことなどの影響を受けたものの、中核事業会社の株式会社オンワード樫山において、主力ブランドのプロモーションの強化や、Eコマース向け企画商品の充実、オンワードクローゼットと店頭の在庫情報の一元化などの施策により一定の成果は得られました。
海外事業は、欧州事業は生産事業において安定的な収益を確保することができました。アジアおよび北米事業は再編が進み、業績の改善がはかれました。
以上の結果、売上高は2,379億33百万円(前年同期比4.2%減)、営業利益は54億61百万円(前年同期比1.7%減)となりました。
②その他の事業
リゾート関連事業は、継続的かつ安定的な収益体質を築くことができ、業績も堅調に推移しましたが、サービス関連事業は、前連結会計年度にアクロストランスポート株式会社の株式を譲渡したことが業績に影響しました。
以上の結果、売上高は69億67百万円(前年同期比53.7%減)、営業利益は4億44百万円(前年同期比29.3%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、仕入債務の減少、法人税等の支払等により68億44百万円の収入(前年同期は36億32百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、売場設備への投資および不動産の売却等により252億70百万円の収入(前年同期は17億82百万円の収入)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の増減・配当金の支払および自己株式の取得が主なもので328億56百万円の支出(前年同期は63億57百万円の支出)となりました。
これらの結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べて23億6百万円減少し、260億23百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02521] S100AAO4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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