株式会社オーエムツーネットワーク 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2018年1月期)

文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。

(2)当連結会計年度の財政状態の分析
(総資産)
当連結会計年度末の総資産額は156億8百万円となり、前連結会計年度末比4億37百万円の増加となりました。

(流動資産)
流動資産は、前連結会計年度末比1億50百万円増加し、98億27百万円となりました。これは、現金及び預金の増加2億円があったことなどによるものであります。

(固定資産)
固定資産は前連結会計年度末比2億86百万円増加し、57億81百万円となりました。これは㈱フードリエの持分法投資利益を主要因とする投資有価証券の増加2億46百万円があったことなどによるものであります。

(流動負債)
流動負債は前連結会計年度末比2億30百万円減少し、28億64百万円となりました。これは、1年内返済予定の長期借入金の減少1億1百万円、買掛金の減少59百万円があったことなどによるものであります。

(固定負債)
固定負債は前連結会計年度末比1億88百万円減少し、5億78百万円となりました。これは資産除去債務の増加69百万円があったものの、長期借入金の減少2億69百万円があったことなどによるものであります。

(純資産)
純資産は前連結会計年度末比8億56百万円増加し、121億66百万円となりました。これは自己株式の取得1億円があったものの親会社株主に帰属する当期純利益10億61百万円による利益剰余金の増加があったことなどによるものであります。
上記の結果、当連結会計年度末の自己資本比率は77.9%となり、前連結会計年度末比3.4%増加しました。

(3)当連結会計年度の経営成績の分析
前連結会計年度に比べ売上高5億75百万円、営業利益2億9百万円減少しましたが、これは、前連結会計年度において、グループ内企業再編により㈱デリフレッシュフーズが連結子会社として1ヶ月間の業績反映と、販売管理費の増加によるものです。経常利益については、㈱フードリエの持分法投資利益の増加を加味しても減少となり、親会社株主に帰属する当期純利益においても、前連結会計年度比減少となりました。

(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の業況 4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億円増加し、当連結会計年度末は65億92百万円となりました。