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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AKWU

有価証券報告書抜粋 株式会社オーシャンシステム 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、国内企業における収益環境の改善が持続し、景気は穏やかな持ち直しが見られるものの、米国のトランプ政権の保護主義的な政策運営や欧州の政治情勢など海外動向における不透明な状況は依然として続いております。
食品業界におきましても、雇用所得環境は底堅いものの、将来的な税金や社会保険料などの負担増加に対する生活防衛意識の高まりから個人消費の回復には緩慢さが見られ、業種・業態を超えた販売競争の激化や、労働需給逼迫による人件費の上昇など依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の下、当社グループは「美味しさ」と「低価格」で高い競争力を実現するため、「安全・安心」な食材の提供はもとより、各営業拠点において販売強化とローコストオペレーションに取り組み、企業価値の向上に努めてまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は499億52百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は9億15百万円(前年同期比6.5%減)、経常利益は9億92百万円(前年同期比5.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、主に弁当給食事業及び旅館、その他事業において、現在の事業環境を踏まえ投資額の回収可能性を判断した結果、該当する固定資産等について、減損損失1億65百万円を特別損失に計上したことなどにより、4億87百万円(前年同期比9.3%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。従来の「惣菜製造事業」は「弁当給食事業」に含めて記載しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。


スーパーマーケット事業につきましては、チャレンジャー燕三条店において近隣農家が生産した青果類を販売する専用コーナー「大地のコート」を新たに設け、他の店舗においても産地直送商品の拡大を図るなど、より新鮮で安心な商品の提供に努めました。売上高につきましては、前期4月にオープンしたチャレンジャー新発田店の集客が順調に伸びたことが大きく寄与し、また精肉と青果及びデイリー(日配)部門が比較的好調だったことにより既存店の売上高は前年同期に比べ1.6%増加いたしました。
また、一部店舗において公共料金などの支払いができる収納代行サービスの開始や、お買い上げ代金をお客様自らが機械で精算するセミセルフレジを当期3店舗に導入したことなどにより、オペレーション効率の向上とお客様の利便性の向上を図ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度のセグメント売上高は226億66百万円(前年同期比1.7%増)、セグメント利益は5億23百万円(前年同期比7.2%増)となりました。


業務スーパー事業につきましては、計画通り2店舗の直営店(山形県1店舗、秋田県1店舗)をオープンし、営業エリアの拡大を図ってまいりました。
前期に引き続き新店を中心とした飲食店舗への手配りチラシや新聞折込チラシ、メールマガジンによる特売品や試食会のイベント情報などを配信することにより新規顧客の開拓と集客強化に努めてまいりました。また、業務スーパーのオリジナル商品を中心に、社内企画として店内POPや試食などの販促を従業員が行い、各店舗独自の売場展開を図るといった陳列コンテストを実施したことにより、従業員のモチベーション向上が来店されたお客様の満足度向上にも繋がり、既存店の売上高は前年同期に比べ3.3%増加いたしました。
以上の結果、当連結会計年度のセグメント売上高は143億89百万円(前年同期比6.9%増)、セグメント利益は3億36百万円(前年同期比12.4%増)となりました。


事業所向け宅配弁当につきましては、月間メニュー表において商品にインパクトを与えるよう改善を図るとともに、新潟県内で好評だった健康に考慮したお弁当や麺類などのサイドメニューを関東地区においても拡充するなどお客様のニーズに沿った商品の提供に努めました。
また、惣菜等の受託製造を行っている千葉工場につきましては、当連結会計年度より事業所向け宅配弁当「フレッシュランチ39」の製造及び販売を開始し、食数を増やすとともに、惣菜の受注に関しての絞り込みやオペレーション等を見直すことにより生産性向上と人件費等の削減に努めてまいりました。
以上の結果、当連結会計年度のセグメント売上高は73億70百万円(前年同期比2.5%増)、セグメント利益は3億64百万円(前年同期比4.6%増)となりました。


食材宅配事業につきましては、「ヨシケイ」のフランチャイザーが40周年を迎えるにあたり、ブランディングが刷新され、それに伴うロゴや従業員制服なども含めて変更し、また、“20~30代の働くママ”にターゲットをおいた新メニュー「Lovyu(ラビュ)」の販売を開始しました。当社グループにおきましても休眠会員の掘り起こしのためのプロモーションや、新規のお客様向けに「お値打ち感」のあるメニューによる新規キャンペーンにも取り組んでまいりましたが、食材セット販売数は前年に及びませんでした。経費面につきましても、夏から秋にかけての天候不順の影響による野菜類の価格高騰の影響を受け、セグメント利益は前年を下回りました。
また当社オリジナルの食品及び一般家庭消耗品などを各家庭にお届けする「みんなのマルシェ」を立ち上げ、商品開発とオペレーションの確立に向け取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度のセグメント売上高は46億77百万円(前年同期比1.6%減)、セグメント利益は2億29百万円(前年同期比28.2%減)となりました。


旅館「海風亭 寺泊 日本海」につきましては、旅行会社斡旋によるバスツアーの昼食利用客、折込チラシの配布やテレビコマーシャルの影響により宿泊客は前年に比べ増加いたしましたが、施設の改修を段階的に行っているため、経費等も増加することとなりました。また、他の外食店舗におきましても、LINEによるWebサイトを活用した販促活動を行いましたが、集客は前年を割り込む結果となりました。
定食屋「米どころん」につきましては、2店舗の直営店(大阪市1店舗、千葉県1店舗)をオープンし、営業エリアの拡大を図るとともに各店舗の立地環境や顧客層を考慮した販売商品の改良・改廃などに努めてまいりましたが、人手不足による求人費用の増加と従業員定着が流動的であるため人件費の削減が課題となりました。
以上の結果、当連結会計年度のセグメント売上高は8億48百万円(前年同期比9.6%増)、セグメント損失は1億67百万円(前年同期はセグメント損失1億16百万円)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1百万円減少し、12億27百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な要因につきましては、次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果取得した資金は13億67百万円(前連結会計年度末比5億58百万円増)となりました。
主要な増加要因は、税金等調整前当期純利益8億28百万円及び減価償却費5億83百万円であり、主要な減少要因は、法人税等の支払額3億84百万円及びたな卸資産の増加額1億8百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果支出した資金は4億20百万円(前連結会計年度末比4百万円減)となりました。
主要な減少要因は、業務スーパー事業及び旅館、その他事業における新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出3億47百万円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果支出した資金は9億49百万円(前連結会計年度末比1億3百万円減)となりました。
主要な減少要因は、長期借入金の返済による支出7億22百万円、配当金の支払額1億22百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03524] S100AKWU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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