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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BDXQ

有価証券報告書抜粋 株式会社オープンアップグループ 業績等の概要 (2017年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
(当期の経営成績)
当連結会計年度(2016年7月1日~2017年6月30日)におけるわが国経済は、世界経済の先行きや政治情勢の不透明さが懸念されるものの、国内においては、当社グループの主要顧客である輸送用機器や電気機器など製造業では事業環境や技術の変化への対応が活発であるものの大きな景気の変動はなく、全体として企業収益は改善しつつあります。
国内の雇用情勢については、引き続き有効求人倍率が高水準で推移し、なかでも正社員の有効求人倍率は厚生労働省が調査開始して以来の最高となるなど、前連結会計年度から引き続き企業の人材需要は底堅く、人材サービス業界に対する需要も増加傾向で推移しました。
こうした環境の中、当社グループは製造業からの人材サービスに対するニーズを捉え、積極的かつ継続的に人材の採用と配属に努めました。また、2016年8月に英国の人材派遣会社MTrec Limitedを、2017年3月にIT・ソフト領域で事業を展開する株式会社フュージョンアイを子会社化するなど、グループの中期成長戦略に基づく事業拡大・基盤の確立を推進しました。
この結果、当連結会計年度における売上高は43,035百万円(前期比42.8%増)、営業利益は3,220百万円(前期比26.3%増)、経常利益は3,185百万円(前期比26.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,923百万円(前期比26.3%増)となりました。

セグメント別の業績の概要は、次のとおりです。
なおMTrec Limitedの子会社化に伴う業容拡大と事業の重要度の変化を踏まえ、当連結会計年度より、報告セグメントを、従来の「技術系領域」、「製造系領域」の2区分に「海外領域」を追加し、3区分へ変更しております。これに伴い、従来「技術系領域」に含めておりました香港虎斯科技有限公司を「海外領域」に変更しております。また、セグメント利益を従来の経常利益ベースの数値から、営業利益ベースの数値に変更しております。以下の前期比較については、変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

(技術系領域:株式会社トラスト・テック、株式会社フリーダム等)
当セグメントは、顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する派遣・請負・委託の事業を領域としております。
当連結会計年度においては、当セグメントで比重の高い輸送用機器、電気機器、機械などの業種に加え、注力分野であるIT領域で社員配属数が伸長しました。また、2017年3月に子会社化した株式会社フュージョンアイの業績が寄与した結果、当セグメントの当連結会計年度における売上高は26,717百万円(前期比22.5%増)、セグメント利益は2,887百万円(前期比27.5%増)となりました。
なお、2017年6月末時点の当セグメントに従事する社員数は、株式会社フュージョンアイの子会社化および新卒採用による技術者の増加も含め、前期末から972名増加の4,334名となりました。

(製造系領域:株式会社TTM)
当セグメントは、顧客企業の製造工程等における請負・受託・派遣の事業を領域としております。
当連結会計年度においては、業種別では輸送用機器及び電気機器からの受注が拡大し、また案件毎の利益確保や地元密着型営業による人員効率による労働生産性の向上など、前期から注力していた利益体質の強化が進捗し、セグメント利益率は向上しました。その結果、当セグメントの当連結会計年度における売上高は8,957百万円(前期比9.0%増)、セグメント利益は423百万円(前期比48.8%増)となりました。
なお、2017年6月末時点の当セグメントに従事する社員数は、前期末から268名増加の2,418名となりました。

(海外領域:MTrec Limited等)
当セグメントは、日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業を領域としております。
当連結会計年度においては、2016年8月に子会社化した英国の人材派遣会社MTrec Limitedの業績が順調に推移する一方、M&Aに伴うアドバイザリー費用等の一時費用や、のれんの償却費用を計上しております。その結果、当セグメントの当連結会計年度における売上高は7,399百万円(前期売上高105百万円)、セグメント損失は45百万円(前期セグメント損失13百万円)となりました。なお、M&Aの一時費用を除いた場合、セグメント利益は156百万円となります。

(その他)
報告セグメントに含まれない領域として、障がい者雇用を推進しており、主にグループ間でのフラワーアレンジメント制作物の納品や梱包軽作業などを行っております。
その結果、当連結会計年度における売上高は57百万円(前期比52.8%増)、セグメント損失は84百万円(前期セグメント損失69百万円)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ651百万円増加し、4,581百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は2,274百万円(前期比60.4%増)となりました。収入の主な要因は、税金等調整前当期純利益3,151百万円です。支出の主な要因は法人税等の支払額1,198百万円です。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、2,395百万円(前期は1,807百万円の使用)となりました。支出の主な要因は、MTrec Limited及び株式会社フュージョンアイを連結子会社化に伴う支出2,150百万円です。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により調達した資金は、764百万円(前期比40.7%減)となりました。調達の主な要因は、MTrec Limited及び株式会社フュージョンアイの株式取得に伴う資金借入2,500百万円であり、主な支出は、配当金の支払額774百万円です。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05695] S100BDXQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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