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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051R5

有価証券報告書抜粋 株式会社キタムラ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。当社経営陣は、連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発債務の開示並びに報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなくてはなりません。経営陣は、貸倒懸念債権、投資、繰延税金資産、法人税等、賞与、退職金、役員退職慰労金及び製品保証費に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。経営陣は、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行い、その結果は、他の方法では判定しにくい資産・負債の簿価及び収益・費用の報告数値についての判断の基礎となります。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、連結財務諸表作成にあたり採用している重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高
売上高は153,174百万円となり、前年同期比0.7%の増加となっております。これは店舗販売事業にてスマートフォン販売が計画を上回ったことによる売上高増加の要因があったことによるものであります。
②売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は99,560百万円(前年同期比0.3%増)、売上総利益は53,614百万円(前年同期比1.5%増)となっております。販売費及び一般管理費につきましては、51,993百万円となり前年同期比3.3%増加しております。
③営業外損益
営業外収益は517百万円、営業外費用は239百万円となり、その結果、経常利益は1,898百万円となっております。
④特別損益
特別損失は456百万円となり、その結果、税金等調整前当期純利益は1,442百万円となっております。特別損失の主なものは減損損失337百万円及び固定資産除却損89百万円であります。
⑤当期純利益
当連結会計年度の当期純利益は、前連結会計年度より648百万円減少し、449百万円となっております。

(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
「4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(4)戦略的現状と見通し
今後の経済環境は、雇用情勢や所得環境等は依然厳しく、先行き不透明な経済情勢が続くことが予想され、当社グループを取り巻く環境も引き続き厳しい状況が予想されます。
そのために、以下の施策をすすめます。
①新しい写真の楽しみ方を提案するために、全店の写真注文コーナーを改装します。
PCを入れ替え、ソフトを「WPS(ワンダー・プリント・ステーション)」に入れ替えます。店員のサポートを受けながらフォトブックやシャッフルプリントなどの写真づくりを楽しんでいただくコーナーです。
②すべての活動を「プリントにつなげる」戦略を強化し、継続します。
1) 店頭での「おまかせ体験」でフォトブックを増やします。
2) デジタルカメラを販売して、プリントを増やします。
3) スマートフォンを販売して、プリントを増やします。
4) キタムラネット会員を増やして、プリントを増やします。
5) Apple正規サービスプロバイダ認定店を増やして、プリントを増やします。
6) 「スタジオマリオ」の撮影を増やして、プリントを増やします。
7) データベースを機軸とした新しい写真ビジネスを構築します。
③デジタルカメラは、専門店ならではの販売でシェアアップを目指します。
④オムニチャネルをさらにすすめて、店舗とEC両方の客数・売上高の増加を目指します。
1) キタムラネット会員を店頭で募集して増やします。
2) ECを店舗の便利な道具として使いこなし、「おとりよせ販売」を増やします。
3) 店頭タブレット端末を活用したおすすめ販売で、売上高の増加につなげます。
4) 店舗ブログを活用して、客数を増やします。
⑤Apple正規サービスプロバイダ認定店として、Apple製品修理サービスの店舗数を増やし、「カメラのキタムラ」とのシナジー効果を高めます。
⑥スマートフォンをデジタルカメラと同様に丁寧に販売し、リピート率を高めます。
⑦立地の変化に合わせ、店舗のスクラップ&ビルドをすすめて、収益改善を推進します。
⑧「カメラのキタムラ」「スタジオマリオ」「Apple正規サービスプロバイダ認定店」の併設店化を進めます。
⑨七五三・年賀状商戦で、収益向上を目指します。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ、97百万円減少し、6,171百万円となりました。これに至ったキャッシュ・フローの状況につきましては、「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
①会社の経営の基本方針
当社グループは「カメラのキタムラ」「スタジオマリオ」「Apple正規サービスプロバイダ認定店」を全国に1,300店展開し、時代に応じた写真の楽しみ方を追求したサービスを提供できる専門店チェーンであります。
また、店舗とネットショップの相互連携によるオムニチャネルを進め、販売力強化にもつなげております。
その経営資源を生かし、写真に関するすべてにおいて出店地域で一番のシェアを目指すことで、お客さまより「写真のことならキタムラへ」と信頼を得られるよう、サービスの提供に努めてまいります。
また、写真文化を育て続け、写真の好きな方に愛される企業になるべく、写真事業を通じて社会貢献を進めてまいります。
②目標とする経営指標
経営基盤と財務体質の強化を図り、企業価値の最大化に努めます。これを実現するために、安定的な利益達成と投資効率のバランスを重要な指標と捉え、総資本経常利益率の向上を目指します。
③中長期的な会社の経営戦略
5つの基本戦略を強力に推進します。
1)ES(従業者満足)を通じてCS(お客さま満足)を実現する
2)「写真のオンリーワン企業」を目指す
3)写真領域を拡大して新しい商品とサービスを創る
4)スマートフォンの販売とサービス開発を推進する
5)写真事業を通じて社会に貢献する

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03247] S10051R5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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