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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100C1GE

有価証券報告書抜粋 株式会社キャリアデザインセンター 業績等の概要 (2017年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度(2016年10月1日~2017年9月30日)における我が国経済は、世界経済の影響等により依然として先行き不透明な状況が続いているものの、各種政策を背景にした企業収益の改善が進み、景気は緩やかな回復基調で推移しております。雇用情勢においては、企業の採用意欲は引き続き活発であり、2017年9月の有効求人倍率は1.52倍と高い水準を維持しております。
このような状況において、当連結会計年度における当社グループの売上高は計画を上回る結果となりました。これは、前期は売上高が鈍化しておりましたメディア情報事業における「エンジニア」マーケットの売上高が改善傾向を示し、計画を上回ったためであります。また、IT派遣事業につきましても計画を上回り、その他の事業も売上高は概ね計画通りとなりました。支出面においては、従業員の定着率が向上していることに加え、来期以降の業績拡大に向けた採用を強化していることで採用費及び人件費が計画より増加いたしましたが、売上高が計画を上回ったため、コストの増加を補い、経常利益は計画通りの結果となりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は、9,893,590千円(前年同期比15.4%増)、損益については、営業利益1,153,557千円(前年同期比14.8%増)、経常利益1,158,192千円(前年同期比14.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益802,896千円(前年同期比19.0%増)となりました。


当社は人材サービス事業の単一セグメントでありセグメント情報の記載を省略しているため、事業の種類別に記載しております。

①メディア情報事業
メディア情報事業は、転職者を対象としたWeb求人広告・適職フェア等の商品・サービスを展開しております。
当連結会計年度におきましては、前期から継続して採用や研修を充実させたことにより営業体制が強化され、課題としていた「エンジニア」マーケットの売上高が前年同期比10.4%増と改善いたしました。また、「女性」マーケットは同15.8%増と順調に推移したことにより、売上高が計画を上回る結果となりました。一方、「営業」マーケットの売上高は前年同期比1.8%減となりました。
商品面では、交通広告やweb広告を用いて『@type』『女の転職@type』の宣伝キャンペーンを実施し、新規会員や応募数の増加を図った結果、新規会員数や応募数は順調に推移いたしました。
以上の結果、当連結会計年度におけるメディア情報事業の売上高は4,655,716千円(前年同期比12.7%増)となりました。

②人材紹介事業
人材紹介事業は、ご登録頂いた求職者の方に最適な求人案件をご紹介する登録型人材紹介を運営しております。
当連結会計年度におきましては、引き続き強みとする「エンジニア」「営業」マーケットと、前期より注力をしております「女性」マーケットの成約件数が好調に推移し、売上高は計画通りの結果となりました。また、市場競争の激化により人材の獲得が難しい環境が続いておりますが、広告や知人紹介キャンペーン等の施策を強化して行うことにより、新規登録者が増加いたしました。
以上の結果、当連結会計年度における人材紹介事業の売上高は、2,168,662千円(前年同期比18.1%増)となりました。

③新卒メディア事業
新卒メディア事業は、新卒者を対象とする就職イベント・情報誌等の商品・サービスを展開しております。
当連結会計年度におきましては、売上高は前年同期比7.0%減となったものの、計画を上回る結果となりました。これは、前期の営業戦略やイベント集客における課題を残したため、当期の売上高が減少する見込みとなっておりましたが、下半期における売上高が前年同期比42.1%増と改善したことによるものであります。下半期においては、2018年卒業予定の学生を対象としたインターンシップ向けのイベントの集客が好調だったこと、および2019年卒業予定の学生を対象としたインターンシップ向けのイベントの集客も好調であったため、前期に減少した取引件数が増加し、売上高が回復しております。
以上の結果、当連結会計年度における新卒メディア事業の売上高は、298,693千円(前年同期比7.0%減)となりました。
④新卒紹介事業
新卒紹介事業は、ご登録頂いた学生の方に最適な新卒採用案件をご紹介する登録型新卒紹介を運営しております。
当連結会計年度における売上高は計画を下回り、前年同期比1.6%減となりました。これは、昨年度に採用実績のあった求人案件が、採用計画を大幅に縮小したことにより成約件数が減少し、新規の案件獲得を図ったものの、成約件数の減少を補うことができず成約数が計画を下回ったためであります。
以上の結果、当連結会計年度における新卒紹介事業の売上高は、102,580千円(前年同期比1.6%減)となりました。

⑤IT派遣事業
IT派遣事業は、当社にご登録頂いた登録者の中から、求人企業の採用ニーズに最適な人材を派遣する一般労働者派遣を運営しております。
当連結会計年度におきましては、引き続き強みとする「エンジニア」マーケットを中心に、既存事業との連携を行いながら、新規案件獲得が順調に推移いたしました。その結果派遣スタッフの稼動人数が増加し、売上高が計画を上回る結果となりました。
以上の結果、当連結会計年度におけるIT派遣事業の売上高は、2,699,326千円(前年同期比23.3%増)となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ170,695千円増加し、2,355,889千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果得られた資金は、941,520千円(前年同期比252,120千円の収入増)でありました。これは、税金等調整前当期純利益を1,158,192千円計上し、法人税等の支払額が383,698千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果使用した資金は、325,318千円(前年同期比64,015千円の支出増)でありました。これは、無形固定資産の取得による支出が210,740千円、敷金及び保証金の差入による支出が104,593千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動の結果使用した資金は、445,506千円(前年同期比236,429千円の支出増)でありました。これは、配当金の支払額が203,881千円、自己株式の取得による支出が164,760千円あったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05419] S100C1GE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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