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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100APAQ

有価証券報告書抜粋 株式会社クレオ 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当期は、当社が属するICTサービス市場においては、1)ICT による各種社会インフラの高度化、2)幅広い産業でのIoT、ビッグデータ、AI、ロボット技術などへの注目、3)働き方改革の取り組みにおけるICTの活用、などの要因を背景に、ICTサービスに対するニーズの拡大が確かなものとなりました。
当社はこのようなニーズの拡大を持続的成長、企業価値向上の契機として積極的に取り込むため、当期を新たな成長に向けた変革のための基盤固めの期間と位置付け、様々な取り組みを行ってまいりました。
特に2016年12月には、2018年3月期を初年度とする3ヶ年の中期経営計画を策定し、その重要施策の一つとして、2017年4月に当社と連結子会社5社を合併する、グループの事業・組織再編の実施を決定いたしました。
また、グループ再編の目的であるサービス、事業資産、人財等の融合と最適配置を先行して進めるため、2016年12月に合併対象となる全会社の事業所を移転、集約し、当期2016年4月に連結子会社化したイアス株式会社のグループへの早期融合、各子会社において顧客に対し個別に提案、販売されていた製品・サービスの相互販売(クロスセル)強化などの取り組みを行いました。

このような状況の中、当連結会計年度における当社グループの状況は以下のとおりです。

・売上高
前期第4四半期より連結子会社となった株式会社アダムスコミュニケーション、当期第1四半期より連結子会社となったイアス株式会社の売上高が加算されたことをはじめとして各連結子会社の売上高が伸長したことにより、前期比で12億53百万円増加しました。

・営業利益
売上高が伸長した連結子会社の増収に伴う増益額が合計1億7百万円あったものの、クレオマーケティング事業の減益に加え、2016年12月に当社および子会社の事業所を移転したことに伴い、これに関連する費用62百万円を当期費用として計上したことなどにより、前期比で51百万円の減少となりました。

・経常利益
営業利益の減少があったものの、各種助成金収入や保険金配当収入などの営業外収益により、前期比で34百万円の減少となりました。

・親会社株主に帰属する当期純利益
前期の筆まめ事業の株式売却益の反動減があったものの、政策保有株式の投資有価証券売却益36百万円を計上したことなどにより、前期比で1億46百万円の減少に留まりました。
(ご参考:筆まめ事業株式売却益:2億4百万円)

以上の結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高115億59百万円(前期比12.2%増)、営業利益2億96百万円(前期比14.8%減)、経常利益3億33百万円(前期比9.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2億67百万円(前期比35.4%減)となりました。

セグメントの状況は以下のとおりです。

・クレオマーケティング事業
(主たる事業:基幹系・情報系業務ソリューションから、組み込み系ソフトウェアまで、トータルICTソリューションの開発・提供)
売上高については、人事給与、会計を中心とした「ZeeM」シリーズ製品の販売において、第4四半期の受注を見込んでいた大型案件の獲得が進まず、新規ライセンス売上およびこれに付随するサービス売上が減少したことなどにより、前期比で2億42百万円減少いたしました。サービス売上は「ZeeM」の導入支援、アドオン開発などのサービス提供によるものです。
営業利益については、売上高の減少に伴い、前期比で42百万円減少いたしました。
その結果、売上高24億19百万円(前期比9.1%減)、営業利益3百万円(前期比92.9%減)となりました。

・クレオソリューション事業
(主たる事業:システムやネットワークの構築から、各種業務アプリケーションの開発)
売上高については、主に当第1四半期より連結子会社となったイアス株式会社の売上高が加算されたことなどにより、前期比で4億83百万円増加いたしました。
営業利益については、当社による連結子会社化の前に民事再生手続きを実施したイアス株式会社が業績回復により営業利益を計上したことなどにより、前期比で23百万円増加いたしました。
その結果、売上高26億43百万円(前期比22.4%増)、営業利益1億41百万円(前期比20.2%増)となりました。
※イアス株式会社株式取得による当期ののれん償却額28百万円

・ココト事業
(主たる事業:システムやネットワークの構築から、各種業務アプリケーションの開発、運用サポート、システム運用に伴う事務作業)
同事業は2016年4月、株式会社クレオソリューションの事業の一部を分割、新設した株式会社ココトが中心となっております。
売上高については、既存顧客からの受注拡大などにより前期比で2億30百万円増加いたしました。
営業利益については、上記売上高の増加などにより、前期比で12百万円増加いたしました。
その結果、売上高17億19百万円(前期比15.5%増)、営業利益1億20百万円(前期比11.4%増)となりました。
※同事業の前期実績値は、クレオソリューション事業から分割した、ココト事業に該当する部門の業績を参考値として記載しているものです。

・クレオネットワークス事業
(主たる事業:ICT基盤サービスプラットフォームの提供とBPMツールの開発・販売)
売上高については、各種クラウドサービスのストック収益は増加したものの、新規顧客からの収益が前年比で減少したことなどにより、前期比で12百万円減少いたしました。
営業利益については、クラウド基盤の維持などに係る原価削減などの効果により、前期比で18百万円増加いたしました。
その結果、売上高5億76百万円(前期比2.2%減)、営業利益69百万円(前期比37.8%増)となりました。

・クリエイトラボ事業 (主たる事業:ヘルプデスクなどを中心としたサポート&サービス)
売上高については、2016年1月に連結子会社とした株式会社アダムスコミュニケーションの売上高増加分が寄与したことに加え、連結子会社株式会社セールスゲイト、株式会社アイティアイも増収となったことにより、前年同期比で7億96百万円増加いたしました。
営業利益については、上記売上高の増加などにより、前年同期比で52百万円の増加となりました。
その結果、売上高42億円(前期比23.4%増)、営業利益1億76百万円(前期比42.1%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当社グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より2百万円収入が多く、5億2百万円の収入になりました。これは、未払金の減少及び未払消費税等の増加によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より1億88百万円支出が多く、5億29百万円の支出となりました。これは、本社移転に伴う差入保証金及び設備投資による支出です。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より1億30百万円支出が多く、2億43百万円の支出となりました。これは配当金の支払及び自己株式の取得の増加によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04849] S100APAQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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