株式会社ケーヨー 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年2月期)

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。

(2) 財政状態の分析

① 資産

当事業年度末の総資産は935億58百万円となり、前事業年度末に比較し6億53百万円減少いたしました。主な要因は差入保証金7億18百万円、破産更生債権等6億3百万円、繰延税金資産5億67百万円、土地3億91百万円の減少と、投資有価証券12億36百万円、商品5億8百万円の増加などによるものです。

② 負債

負債合計は552億23百万円となり、前事業年度末に比較し13億74百万円減少いたしました。主な要因は長期借入金115億14百万円の返済、社債45億50百万円の償還、買掛金12億58百万円の減少と、長期借入金130億0百万円の調達、短期借入金16億0百万円、未払消費税等7億51百万円の増加などによるものです。

③ 純資産

純資産合計は383億34百万円となり、前事業年度末に比較し7億21百万円増加いたしました。主な要因はその他有価証券評価差額金7億99百万円の増加、当期純利益5億25百万円の計上、剰余金の配当6億57百万円などによるものです。

(3) 経営成績の分析

当事業年度の売上高は1,692億52百万円となり、前事業年度に比べ2.7%減少いたしました。この減少の主な要因は、消費税増税前の特需の反動及び天候不順などにより、既存店の客数が前事業年度を下回ったことによるものです。
経常利益は17億50百万円となり、前事業年度に比べ32.2%減少いたしました。この減少の主な要因は、上記売上高の減少、急激な円安の進行による輸入原価の上昇等により、売上総利益高が減少したことによるものです。
この結果、当期純利益は5億25百万円となり、前事業年度に比べ45.1%減少いたしました。

(4) キャッシュ・フローの状況の分析

「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。