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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AGKM

有価証券報告書抜粋 株式会社ケー・エフ・シー 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債の数値、並びに報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える様々な要因・仮定に対し、継続して可能な限り正確な見積りと適正な評価を行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
〔当連結会計年度の経営成績について〕
① 売上高、受注工事高の状況
当連結会計年度の売上高は234億97百万円(前年同期比6.2%減)で、その内訳は商品売上高が110億70百万円(前年同期比4.7%減)、完成工事高は124億27百万円(前年同期比7.6%減)、受注工事高は130億60百万円(前年同期比8.3%増)となりました。
② 営業利益、経常利益の状況
収益面につきましては、採算性を重視した選別受注と資材コストの圧縮及び工事原価の見直しによる原価の圧縮を徹底した結果、売上総利益率は1.8ポイント上昇しましたが、売上高の減少に伴い、営業利益27億60百万円(前年同期比1.0%減)、経常利益27億75百万円(前年同期比0.2%減)となりました。
③ 親会社株主に帰属する当期純利益の状況
前年同期に固定資産売却損を計上した結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は18億69百万円(前年同期比25.2%増)と前期に引き続き過去最高益を更新いたしました。
〔当連結会計年度の財政状態について〕
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて4億47百万円増加した結果、206億69百万円となりました。
① 資産の部
流動資産は、138億百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億96百万円(前年同期比2.2%増)の増加となりました。これは主に、現金及び預金の増加によるものであります。固定資産は、68億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億57百万円(前年同期比2.3%増)の増加となりました。これは主に、投資有価証券の時価評価によるものであります。
② 負債の部
負債につきましては、前連結会計年度末に比べて13億27百万円減少した結果、91億14百万円となりました。
流動負債は、80億40百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億54百万円(前年同期比9.6%減)の減少となりました。これは主に、買掛金の減少によるものであります。固定負債は、10億74百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億72百万円(前年同期比30.6%減)の減少となりました。これは主に、長期借入金の減少によるものであります。
③ 純資産の部
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ17億74百万円(前年同期比18.1%増)増加し、115億54百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加によるものであります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 4.事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況は、営業活動における資金は、税金等調整前当期純利益27億76百万円(前年同期比20.6%増)を計上し、仕入債務7億46百万円減少したものの、売上債権が11億12百万円減少したことなどにより、33億95百万円の収入(前年同期は5億17百万円の支出)となりました。投資活動における資金は、有形固定資産の取得による支出などにより、3億91百万円の支出(前年同期は7億28百万円の収入)となりました。財務活動における資金は長期借入金の返済による支出などにより、10億17百万円の支出(前年同期は10億97百万円の支出)となりました。
(5)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループは、ファスニング業界のリーディングカンパニーとして常に顧客ニーズに対応した付加価値の高い商品及び施工技術を提供できる企業を目指してまいりました。当社グループをとりまく経済環境は厳しい状況が続いておりますが、当社グループは、2015年3月4日の会社設立50周年を一つの節目として、今後50年、100年と持続的な成長が可能な永続性のある企業を目指し、今一度原点に立ち返って中期的な課題である「本業の再強化」の徹底を図り、当社グループが永年培ってまいりました技術力・営業力を結集し「顧客重視の姿勢を徹底」する観点から社会のニーズに対応した新商品、新工法の開発に力を入れるとともに、既存事業の活性化や固定費の圧縮を行い、更なる企業競争力、企業体質の強化を実現することによってケー・エフ・シーグループ全体として企業価値向上を目指してまいる所存であります。
ケー・エフ・シーグループは今後も社会インフラの整備・維持を担う企業として、震災復興はもとより日本全体の復興・再生に向けた取り組みを継続し、さらにはお客様に信頼される企業として“ファスニング分野におけるエンジニアリングの専門家集団”を標榜し新しい価値を提供することによって、社会の発展に貢献してまいります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02876] S100AGKM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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