シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007U3B

有価証券報告書抜粋 株式会社ゲームカード・ジョイコホールディングス 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済環境は、大企業を中心とした企業業績の向上や雇用情勢の改善が見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。しかし一方では、中国経済の減速や原油価格の下落等による新興国の景気の下振れ懸念、地政学的リスクによる世界経済の混乱懸念に加え、為替、株式市況の不安定さが表面化するなど、依然として先行き不透明な状況が継続しております。
当社グループの販売先であるパチンコ業界においては、娯楽の多様化等によるパチンコ・パチスロ人気の低迷、低玉貸し営業の定着、消費税をファンに転嫁できないままでいるパチンコホールにとっての消費税増税による負担増加等、パチンコホールの経営環境は依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の中、パチンコホールではコスト低減化への取り組み、低価格志向を一層強めており、新規出店やリニューアルを含めた設備投資全般に対して慎重な姿勢が継続し、殊に周辺設備への投資は低調であり、当社グループを取り巻く市場環境は一層厳しい状況となっております。
当社グループでは、消費税をファンに転嫁する方策としてのカード減算方式と玉数調整方式の両方に対応し、5インチ大型液晶で遊技機の映像コンテンツや遊技ガイド等の情報配信機能を強化した新商品「G∞WIN’Z (ジーウインズ)」を市場投入し、拡販を図ってまいりました。
新商品「G∞WIN’Z」は市場で相当の高い評価を得て、当社グループの基幹商品に成長しており、その結果、機器販売台数は、厳しい市場環境のもと前連結会計年度を上回りました。
しかしながら、厳しい収益環境を受けたパチンコホールの閉店・廃業等による歯止めの掛からない市場規模の縮小、熾烈な価格競争による販売価格の低下に伴い、すべての販売品目についての売上高、売上総利益が前連結会計年度を下回る結果となりました。
当社グループでは業界の活性化とグループの更なる飛躍、企業価値の向上に向け、新商品・新サービスの開発をはじめとした研究開発活動を積極的に行ってまいりました。しかしパチンコホールの低価格志向が進むなか、開発内容の見直しが必要となり、当連結会計年度において、一部研究開発の中止にかかる費用も含め大規模な研究開発費が発生し、販管費が増加しました。加えて、特別損失として減損損失の計上、繰延税金資産の一部取崩しが発生したことから、多大な損失を計上するに至りました。
以上のことから、当連結会計年度における売上高は23,885百万円(前年同期比7.2%減)、営業損失1,440百万円(前年同期は816百万円の営業利益)、経常損失1,383百万円(前年同期は836百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純損失2,117百万円(前年同期は293百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。

販売品目別の業績概況は、次のとおりであります。
機器売上高は、10,654百万円(前年同期比6.5%減)となりました。
カード収入高は、3,957百万円(同6.4%減)となりました。
システム使用料収入は、8,808百万円(同8.4%減)となりました。
その他の収入は、465百万円(同7.6%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末と比べて490百万円減少し14,530百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは1,828百万円の増加(前年同期比2,016百万円の減少)となりました。主な増加要因は減価償却費1,313百万円、未払金の増加額1,242百万円、たな卸資産の減少額552百万円及び減損損失515百万円であります。一方、主な減少要因は税金等調整前当期純損失1,904百万円、法人税等の支払額602百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは841百万円の減少(前年同期比4,204百万円の増加)となりました。主な増加要因は有価証券の償還による収入19,000百万円であります。一方、主な減少要因は有価証券の取得による支出18,998百万円、有形固定資産の取得による支出356百万円、無形固定資産の取得による支出218百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1,476百万円の減少(前年同期比322百万円の増加)となりました。減少要因は配当金の支払額855百万円及びファイナンス・リース債務の返済による支出621百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25169] S1007U3B)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。