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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007WYF

有価証券報告書抜粋 株式会社コモ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、政府の積極的な景気対策や日本銀行の金融緩和政策のもとで企業収益や雇用情勢の改善が見られ、景気は緩やかな回復基調にありました。しかし、年度の半ば以降、中国を始めとする新興国経済の減速や原油価格の下落による世界経済の下振れ懸念等から、先行きは不透明な状況が続いております。
当業界におきましては、可処分所得が伸び悩むなか、食料品価格上昇の影響もあって節約志向は根強く、個人消費は低迷が続いていおります。加えて、原材料価格の高騰、労働需給逼迫による人手不足や人件費上昇等から、引き続き厳しい経営環境となりました。
こうした環境のなかで、当社グループはパネトーネ種の特長を活かした新製品の開発並びに品質の改良に取り組むとともに、新たな販路の開拓に努めました。新製品としましては、「ブランデニッシュコーヒー」「シナモンクロワッサン」「デニッシュオレンジヨーグルト」「デニッシュレモンヨーグルト」等5品を発売したほか、コンビニエンスストア向けPB製品として2品、その他のPB製品として3品を発売しました。また、原材料価格の上昇に伴い、企業努力によりこれまで据え置いてきました製品価格を見直し、昨年10月以降一部製品の値上げに踏み切りました。
売上高につきましては、生活協同組合、コンビニエンスストア、通信販売等の販売チャネルにおいては堅調に推移したものの、一般卸問屋等においては、競合他社との価格競争が激化し、また、値上げを実施した影響から、自販機オペレーター向け等でも苦戦を強いられ、前連結会計年度実績をわずかに下回る結果となりました。
利益面につきましては、売上高の伸び悩み、原材料価格の高騰等収益を圧迫する要因もありましたが、原油価格低下の影響でエネルギーコストが減少したことに加えて、その他の経費削減や合理化、効率化に取り組み、前連結会計年度実績を上回る経常利益を確保することができました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は54億9千3百万円(前年同期比0.3%減)、営業利益1億5千3百万円(前年同期比2.8%減)、経常利益1億5千2百万円(前年同期比5.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益9千9百万円(前年同期比22.7%増)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2千2百万円減少(前年同期比8.5%減)し、当連結会計年度末には2億4千5百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は4億1千4百万円(前年同期比28.4%増)となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益(1億5千4百万円)、減価償却費(2億7千8百万円)、未払消費税等の減少(3千2百万円)などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1億7千万円(前年同期比33.1%増)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出(1億5千2百万円)などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2億6千6百万円(前年同期比56.6%増)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出(2億3千4百万円)、長期借入金の借入による収入(1億円)、短期借入金の純減少額(5千万円)、リース債務の返済による支出(5千7百万円)などによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00388] S1007WYF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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