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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AL2O

有価証券報告書抜粋 株式会社コモ 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日本銀行の金融緩和策の継続により雇用・所得環境の改善が見られ、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかし、新興国経済の成長鈍化や欧州、中東における地政学的リスクの高まりに加えて、米国新政権による政策動向等の海外情勢の変化が及ぼす影響も拡大していることから、先行き不透明な状況が続いております。
当業界におきましては、消費者の節約志向は依然として根強く、個人消費が低迷するなかで、激しい価格競争は続いており、引き続き厳しい経営環境となりました。
こうしたなかで、当社グループはパネトーネ種の特長を活かした新製品の開発並びに品質の改良に積極的に取り組むとともに、新たな販路の開拓に努めました。新製品としましては、食べやすい小ぶりサイズのシリーズとなる「デニッシュチョコミニ」「デニッシュミルクミニ」「デニッシュメープルミニ」、食物繊維が手軽に摂取できる健康志向のパンとして「ブランデニッシュミルク」、初の缶詰製品として「缶詰チョコパネトーネ」等7品を発売したほか、PB製品として5品を発売しました。また、新たな販路として、テレビ通販による販売にも取り組みました。
売上高につきましては、2016年4月の熊本地震に対する大規模な救援活動に伴う食糧需要の発生や、生活協同組合、自販機オペレーター、通信販売等の販売チャネルにおいて堅調に推移し、前連結会計年度実績を上回る結果となりました。
利益面につきましては、特に主原料価格やエネルギーコストの低下、一部製品の値上げ効果が寄与したほか、前連結会計年度では給与計算期間の変更に伴う調整費用を計上していたこと等により、前連結会計年度実績を上回る経常利益を確保することができました。加えて、繰延税金資産の回収可能性の検討をふまえ、繰延税金資産の計上を行い、法人税等調整額△47百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、前連結会計年度実績を上回る結果となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は56億円(前連結会計年度比1.9%増)、経常利益2億5千5百万円(前連結会計年度比68.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2億1千7百万円(前連結会計年度比119.0%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4百万円減少(前年同期比1.9%減)し、当連結会計年度末には2億4千1百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は4億7千4百万円(前年同期比14.3%増)となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益(2億5千万円)、減価償却費(2億8千5百万円)、売上債権の増加(3千6百万円)、法人税等の支払額(7千7百万円)等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2億5百万円(前年同期比20.2%増)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出(1億6千6百万円)等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2億7千3百万円(前年同期比2.4%増)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出(2億3千4百万円)、社債の償還による支出(1億円)、リース債務の返済による支出(6千3百万円)、長期借入金の借入による収入(1億円)、短期借入金の純増加額(5千万円)等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00388] S100AL2O)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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