株式会社コンテック 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 財政状態に関する分析

① 資産の部について
当連結会計年度に係る資産の残高は19,818百万円となり、前連結会計年度末に比べ769百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金の増加950百万円、退職給付に係る資産の増加123百万円、のれんの減少199百万円、たな卸資産の減少140百万円によるものであります。

② 負債の部について
当連結会計年度に係る負債の残高は11,490百万円となり、前連結会計年度末に比べ219百万円増加いたしました。これは主に仕入債務の増加409百万円、その他流動負債の増加257百万円、借入金の減少461百万円によるものであります。

③ 純資産の部について
当連結会計年度における純資産の残高は8,328百万円となり、前連結会計年度末に比べ550百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加590百万円、退職給付に係る調整累計額の増加138百万円、為替換算調整勘定の減少168百万円によるものであります。
自己資本比率は前連結会計年度に比べ1.2ポイント増加し42.0%となりました。

(2) 経営成績に関する分析

当社グループの経営成績の分析につきましては、第2〔事業の状況〕1〔業績等の概要〕(1)業績の項目をご参照ください。

(3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの資本の財源及び資金の流動性の分析につきましては、第2〔事業の状況〕1〔業績等の概要〕(2)キャッシュ・フローの状況の項目をご参照ください。

(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移

	2013年3月期	2014年3月期	2015年3月期	2016年3月期	2017年3月期
自己資本比率(%)	34.0	38.9	44.0	40.8	42.0
時価ベースの自己資本比率(%)	18.7	26.2	34.7	21.2	32.6
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)	―	2.9	14.6	―	2.6
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)	―	28.8	6.6	―	42.0

(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い

※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。