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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AORP

有価証券報告書抜粋 株式会社サガミホールディングス 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2016年4月1日から2017年3月31日)におけるわが国経済は、円高・株安が進行し企業業績を圧迫しましたが、11月の米国大統領選後は円安・株高傾向が顕著になり、業績改善の兆しがみられました。雇用環境は改善傾向にあるものの、実質賃金は伸び悩み傾向にあり、個人消費の回復には至っておりません。
外食産業につきましても、労働需給の逼迫により人件費は上昇し、消費者の低価格志向も増大しております。また、高齢化や生活環境の変化による中食需要の一層の高まりを受け、小売業を巻き込んでの食市場の争奪戦となっており、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと当社グループは、お客様起点思考の視座をグループ全社で堅持しながら、店舗の改革を進めると共に、当社ビジョン「No.1 Noodle Restaurant Company」を共有し、①事業基盤の強化②収益力の向上③成長戦略の推進を柱に取り組んでまいりました。
また、成長戦略の一環として、国内においては主に関東圏と中部圏への出店に注力していく方針のもと、2016年3月にグループ化した「濱町」6店舗のうち、3店舗を「和食麺処サガミ」に業態転換し、前連結会計年度と合わせて4店舗が「和食麺処サガミ」となりました。さらにFCモデル店舗として、「どんどん庵 尾西店」をとんかつ専門店「かつたに」に業態転換いたしました。海外においては、ASEAN諸国への出店に力を入れ、今後の経済発展が期待されるベトナムに「水山」、「JINJIN」の2店舗を出店し、期末においてASEAN諸国の店舗数は5店舗となりました。

各事業部門の概況は次のとおりであります。
なお、当社グループの報告セグメントは、「外食事業」のみであるため、事業部門別により記載しております。
外食事業
(和食麺類部門)
和食麺類部門では、売上高16,964百万円となり、連結売上高の65.4%を占め、引き続き当社の主力部門として位置づけられております。
当社主力業態である「和食麺処サガミ」において、全店販売促進企画として「料理フェア」を8回実施し、「お客様大感謝祭」を3回、「クーポン券配布企画」を3回実施したほか、「こだわりテレビCM」を愛知県・三重県・岐阜県・富山県・奈良県・滋賀県で7回、静岡県で3回放映いたしました。既存店客数は前年同一期間に対して1.9%減、客単価が前年同一期間に対して2.8%増となり、既存店売上高は前年同一期間に対して0.9%増となりました。
店舗関係では、「濱町 厚木文化会館前店」を「和食麺処サガミ 厚木文化会館前店」(5月)に、「濱町 座間店」を「和食麺処サガミ 座間店」(6月)に、「濱町 金沢文庫店」を「和食麺処サガミ 金沢文庫店」(9月)に、業態転換いたしました。一方で、契約満了により「和食麺処サガミ 奈良駅前店」(3月)を閉鎖いたしました。
なお、当期末の店舗数は131店舗となりました。

(味の民芸部門)
味の民芸部門では売上高5,129百万円となり、連結売上高の19.8%を占めております。
手延べうどん「味の民芸」においては、全店販売促進企画として「料理フェア」を9回実施し、「お客様大感謝祭」を3回実施し、「クーポン券配布企画」を11回実施いたしました。
店舗関係では、「味の民芸 新宿フロントタワー店」(5月)を閉鎖いたしました。
なお、当期末の店舗数はFC店舗を含み55店舗となりました。

(どんどん庵部門)
どんどん庵部門では、売上高948百万円となり、連結売上高の3.7%を占めております。
セルフサービス方式の「どんどん庵」においては、全店販売促進企画として「料理フェア」を10回実施したほか、「どんどん祭」を3回実施いたしました。
店舗関係では、「どんどん庵 桜通大津店」(12月)を閉鎖いたしました。一方で、「まるど食堂 上田楽店」を「どんどん庵 上田楽店」(3月)に業態転換いたしました。
なお、当期末の店舗数はFC店舗を含み35店舗となりました。

(その他の部門)
その他の部門では、売上高2,657百万円となり、連結売上高の10.2%を占めております。
その他の部門では、団欒食堂「あいそ家」において、「クーポン券配布企画」を7回、「お客様大感謝祭」を1回実施したほか、大型セルフうどん店「製麺大学」においては、「クーポン券配布企画」を7回、「お客様大感謝祭」を1回実施いたしました。
国内店舗関係では、「サガミ健やか食堂」(4月)を大府市役所に、「さがみ庭 キャッスルプラザ店」(7月)を名古屋駅前のホテルキャッスルプラザに、「SAGAMI金城ふ頭店」(3月)をLEGOLAND® JAPANに隣接する大規模商業施設「メイカーズピア」内に出店し、「どんどん庵 尾西店」をとんかつ専門店「かつたに 一宮尾西店」(7月)に業態転換いたしました。一方で、「さがみ庭 イオンモール名古屋茶屋店」(4月)、「鹿山食堂」(6月)、「ASIAN LEAF 大手町店」(6月)、「あいそ家キッチン 大山田店」(11月)、「盛賀美 桜通本町店」(1月)、「水山 丸の内パレスビル店」(2月)を閉鎖いたしました。
海外店舗関係では、ベトナムに「水山 ホーチミン高島屋店」(7月)、「JINJIN ホーチミン高島屋店」(7月)、イタリアに1年間の実験店舗である「SAGAMI ミラノ店」(12月)を開店した一方、インドネシアでは「SAGAMI プラザスナヤン店」(7月)、タイでは「SAGAMI Rama3店」(11月)を閉鎖しました。
なお、当期末の店舗数はFC店舗を含み42店舗となりました。

その他の事業
(保険サービス・メンテナンスサービス部門及び不動産賃貸部門)
保険サービス、メンテナンスサービス部門および転貸物件の受取家賃による売上高は236百万円となりました。

この結果、当連結会計年度の売上高は25,937百万円(前年対比0.2%増)、営業利益は838百万円(前年対比4.3%減)、経常利益は885百万円(前年対比3.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は586百万円(前年対比14.1%増)となり、当期末のグループ店舗数は263店舗となりました。

(2) キャッシュ・フロー

キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3) キャッシュ・フロー」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03178] S100AORP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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