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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10082KW

有価証券報告書抜粋 株式会社サハダイヤモンド 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による景気対策や日銀の金融緩和を背景に企業収益や雇用情勢に改善の動きが見られ、全体として緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、中国をはじめとする新興国経済の減速、原油価格の下落、個人消費の停滞などから、景気の先行きは不透明な状況にあります。
このような経済状況のもと、当社グループの属する宝飾業界は、依然として厳しい経営環境が継続しております。
海外子会社維真珠宝(上海)有限公司は、イタリアブランドの「FRANCO ELLI」をメインとした高額商品を揃え、第11号店まで店舗展開しております。卸販売につきましてはダイヤモンド相場の下落により低迷いたしました。
子会社株式会社バージンダイヤモンドが展開するダイヤモンド事業では、エンゲージリング及びマリッジリングをメインとした「Virgin Diamond」及び楽天市場の「ザ・ベストサプライズ」のインターネット販売に加え、ブライダルジュエリー及び高額品の店舗販売を行っております。インターネット販売、ブライダルジュエリー及び高額品に積極的に取り組んでまいりましたが、インターネット販売については広告宣伝の不足、また、ブライダルジュエリー及び高額品販売は予約制としたことから低迷しております。
海外子会社公開型株式会社サハダイヤモンド(ロシア)は、自社研磨による原石加工販売を行っております。第2四半期までは受注が順調にあったものの、第3四半期はダイヤモンドの相場が下落し、受注が激減し、工場の稼働率が低下している状況でありました。2015年3月期と比較して第4四半期において受注は回復しつつありましたが、期を通しての販売増は若干にとどまりました。また、不動産賃貸事業の業績は、全室貸し出しが達成していない状況及び修繕費等経費の増加がありました。
なお、トレーディング事業においては日用雑貨商品の販売を行ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は売上高3,393百万円(前年同期比5.0%増)、営業損失は398百万円(前年同期は営業損失128百万円)、経常損失は401百万円(前年同期は経常損失163百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失556百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失187百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(海外事業)
中国における売上高は1,293百万円(前年同期比17.3%増)、セグメント損失は141百万円(前年同期はセグメント利益36百万円)となりました。
(ダイヤモンド事業)
日本におけるダイヤモンド事業の売上高は39百万円(前年同期比72.5%減)、セグメント損失は24百万円(前年同期はセグメント損失19百万円)となりました。
(ダイヤモンド研磨事業)
海外子会社公開型株式会社サハダイヤモンド(ロシア)の売上高は1,968百万円(前年同期比4.2%増)、セグメント損失は36百万円(前年同期はセグメント損失13百万円)となりました。
(不動産賃貸事業)
不動産賃貸事業の売上高は85百万円(前年同期比12.0%減)、セグメント損失は7百万円(前年同期はセグメント利益9百万円)となりました。
(トレーディング事業)
トレーディング事業の売上高は6百万円(前年同期はセグメント売上高-百万円)、セグメント損失は3百万円(前年同期はセグメント損失0百万円)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純損失」を「親会社株主に帰属する当期純損失」としております。
(2)キャッシュ・フロー

項目
前連結会計年度
(平成26.4.1~平成27.3.31)
当連結会計年度
(平成27.4.1~平成28.3.31)

増減
営業活動による連結キャッシュ・フロー△163百万円397百万円560百万円
投資活動による連結キャッシュ・フロー△0百万円△0百万円0百万円
財務活動による連結キャッシュ・フロー△10百万円187百万円197百万円
現金及び現金同等物期末残高164百万円708百万円544百万円

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して544百万円増加して708百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は397百万円(前年同期は163百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前当期純損失743百万円を計上し、前受金の減少による減少が791百万円あったものの、減損損失342百万円、たな卸資産の減少による増加が924百万円、売上債権の減少による増加が173百万円、未収消費税等の減少による増加が152百万円、仕入債務の増加による増加が239百万円あったこと等によるものです。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は0百万円(前年同期は0百万円の減少)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出が2百万円あったものの、貸付金の回収による収入が2百万円あったこと等によるものです。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の増加は187百万円(前年同期は10百万円の減少)となりました。
これは主に短期借入金の純減額が96百万円あったものの株式発行による収入が275百万円あったこと等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02734] S10082KW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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