シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AM41

有価証券報告書抜粋 株式会社サハダイヤモンド 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められている会計基準により作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、経営陣による会計方針の採用、資産・負債及び収益・費用の計上については会計基準及び実務指針等により見積もりを行っています。この見積もりについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積もりには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等[注記事項](連結財務諸表作成のための基本となる事項)」に記載されているとおりであります。

(2)当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高
当連結会計年度における売上高は1,360百万円(前年同期比59.9%減)となりました。これは主に海外事業が子会社でなくなったことによるものです。
②売上総利益
当連結会計年度における売上総利益は12百万円(前期は△1百万円の売上総利益)となりました。これは主に海外事業が子会社でなくなったことによるものです。
③販売費及び一般管理費
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は169百万円(前期比57.1%減)となりました。
④営業損益
以上の結果により、当連結会計年度における営業損失は157百万円(前期は398百万円の営業損失)となりました。
⑤経常損益
当連結会計年度における経常損益は287百万円の損失(前期は401百万円の経常損失)となりました。
⑥特別損益
当連結会計年度において特別損失として関係会社整理損141百万円計上しております。
⑦親会社株主に帰属する当期純損益
以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損益は392百万円の損失(前年期は556百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
⑧財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は1,252百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,250百万円減少いたしました。
資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
(資産の部)
現金及び預金が521百万円減少、売掛金が263百万円減少、たな卸資産は受注が減少したことにより533百万円減少、主としてルーブルの下落の大幅な戻りにより有形固定資産が35百万円増加したこと等により1,250百万円の減少となりました。
(負債の部)
買掛金が219百万円、借入金が108百万円、および主としてダイヤモンド相場の下落により受注が減少したため前受金が145百万円減少したこと等により515百万円の減少となりました。
(純資産の部)
資本金が137百万円、利益剰余金が392百万円減少し、利益剰余金が168百万円増加したものの、為替換算調整勘定が56百万円、非支配株主持分が346百万円、減少したこと等により732百万円減少しております。

⑨キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2事業の状況 1業績等の概要(2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりですが、現金及び現金同等物の残高は186百万円(前期末比521百万円減)と前期末より減少しております。
今後の事業展開を考慮すると決して充分な手持ち資金ではないことから、営業面ではそれぞれの事業により売上高が見込める開拓・再構築を積極的に推進し、営業活動によるキュッシュ・フローの増大を図り、併せて、広告宣伝費等の販売費及び一般管理費の削減、経営の効率化を図り、財務体質の改善を図ってまいります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く宝飾品事業の環境は非常に厳しく、その需要も決して楽観することはできません。
事業の再構築をさらに推進してまいります。

(4)経営戦略の現状と見通し
当社グループとしましては、これらの状況を踏まえて、ロシア連邦サハ共和国産のダイヤモンドを中心とした販売体制作りに徹してまいります。
また、宝飾品販売の拡大を含めたあらゆる施策に取り組み、併せて求め易さを重視した商品開発も進め、幅広い商品を販売してまいります。

(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
営業活動によるキャッシュ・フローにおきましては、商品在庫高圧縮及び小売販売での商品の回転率を向上させ財務体質の改善を行ってまいります。

(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めて
おりますが、ここ数年の世界の宝飾品事業におけるビジネス環境の変化を鑑みますと、当社グループを取り巻く
環境は厳しさを増すことが予想されます。
当社グループとしては、エンドユーザーを意識したインターネットによるファッションジュエリー販売、店舗におけるブライダルジュエリー販売、加えて、海外子会社である株式会社サハダイヤモンド(ロシア)における原石ロットの確保、原石並びに自社研磨による加工販売等、それぞれに合わせた部門を充実させ業績の向上に努めてまいります。
その他、これらと併用してタイムリーな経営判断により事業の拡大を図ってまいります。

(7)継続企業の前提に関する重要事象等の分析・検討内容及び今後の対応策
当社グループは、「第2 事業の状況 4事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生
じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループにおいては、当該状況を解消し早期黒字化を図ることが優先課題であり、主に以下に示す施策を
積極的に推進しております。
① 国内は、エンゲージリング、マリッジリングの販売を強化し、あらゆる施策に取り組み、収益拡大に努めます。
② ロシア連邦サハ共和国における海外子会社の株式会社サハダイヤモンド(ロシア)は、自社研磨ダイヤモンドの新たな販売先を開拓するとともに、より付加価値の高い商品開発に努め、同社における売上高・粗利益の向上に寄与してまいります。
③ 収益の向上に努めるため、管理コストの徹底した見直し改善を実施します。
④ 顧客サービスを重視した社員教育に取り組み、活力ある人材を育成します。
⑤ 全ての部門の業務遂行状況、法令等の遵守状況を内部監査及び監査役が監視し、強固なコーポレート・ガバナンス体制を敷いてまいります。
⑥ 営業実績管理の徹底を図り、収益目標を必ず達成してまいります。
当社グループといたしましては、主に以上の施策を実施することにより、利益体質への転換と、事業の資金面
での安定化に努めてまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02734] S100AM41)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。