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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028AQ

有価証券報告書抜粋 株式会社サンエー化研 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループでは、軽包装材料、産業資材、機能性材料の各セグメントにおいて、電子レンジ対応食品包材、エアー緩衝材、電子材料関連、光学用表面保護フィルムに加え、防災関連などの製品群を主な対象として研究開発活動に取り組んでまいりました。
活動に当たっては、顧客の細かなニーズをできる限りくみ上げることを基本姿勢としております。
具体的な成果としましては、機能性材料においては成長著しいタッチパネル用途に向けた表面保護フィルムの改良及び新タイプの開発が進み、当セグメントの収益増加に大きく貢献しました。軽包装材料では、用途拡大につながる改良・開発によって、新たに防災関連市場へ展開することができました。この分野は今後の成長が期待でき、将来的に収益基盤の安定に寄与するものと考えております。また、産業資材では、製品の価格競争力を向上させることで、売上拡大に貢献しました。
なお、当連結会計年度の研究開発費は414百万円となっております。
各セグメントの主な研究開発活動は以下のとおりです。

(軽包装材料)
軽包装材料においては、電子レンジ対応食品包材「レンジDo!」、エアー緩衝材「エアロテクト」等の独自製品の技術の応用に取り組み、新たな需要を創出する製品開発につなげました。
「レンジDo!」関連では、顧客の要望に合わせた種々の形態として、縦及び横ピロー、チャック付き、スタンディングタイプ等を開発し、防災関連では食品加熱用包材「スチームパック」の開発、エアー緩衝材関連では非常用エアーマット「エアロマット」の開発の他、電子・精密部品用にカスタマイズ可能な製品開発を行いました。
さらに、特殊抽出口の採用によって開封後の空気流入を防ぐスパウト付きパウチ「エアレスフィット」、内容物に対する耐性に優れたSHP包材を手掛けております。

(産業資材)
産業資材においては、電子材料分野の主力製品である電材用工程紙「アドテラ」の新グレードの開発など、品質を維持しつつマーケットの求める製品の拡充に取り組みました。また、今後の成長が期待される炭素繊維複合素材の分野に向けた新製品の開発にも注力しており、早期製品化によって、新市場開拓の足掛かりを築いてまいります。
従来の紙や布へのポリエチレンラミネート製品に関しては、VAによる材料、構成の見直しを徹底することによって、価格競争力向上を図っております。

(機能性材料)
機能性材料においては、顧客要求の変化が著しいタッチパネル関連部材向けPET系表面保護フィルム「SAT」については、顧客に対するきめ細かな対応と迅速かつ柔軟な開発態勢をとることで、顧客の求める製品開発が進みました。また、セパレーターレスの「サニテクトNS」については、光学用途としての品質向上に努め、受注拡大を目指して改良に取り組んでおります。
一方、「PAC」については、要求品質のレベルアップに適応するハイグレードタイプや今後の需要増が期待できる強粘着タイプなど、幅広い用途に展開し得るよう製品ラインアップを拡充してまいります。
一般用途の「サニテクト」については、VAによる材料、構成の見直し徹底によって、価格競争力向上に努めておりますが、その成果が徐々に現れ、顧客の採用が拡がりつつあります。この活動は今後さらに推進し、対象銘柄を増やしていく予定です。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01052] S10028AQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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