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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002930

有価証券報告書抜粋 株式会社サンゲツ 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度のわが国経済は、金融政策や経済対策の効果による円安、株価上昇などを背景に、企業の景況感や雇用、所得環境にも改善の動きが見られ、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
当社事業に関連の深い住宅市場は、消費増税前の駆け込み需要から、新設住宅着工戸数の年度累計は前年比10.6%の増加となりました。
近年、高齢化やワークライフバランスの尊重、ライフスタイルの多様化などにより、安全快適な住空間への関心が従来以上に高まっております。当社グループはそうした要望に応え、品質やデザインに優れた商品の提案により暮らしに彩りを提供し、また、環境負荷低減商品、各種機能性商品などを開発し、新築のみならずリフォーム市場や非住宅市場への販路拡大など幅広く営業活動を展開いたしました。
これらの結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高131,978百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益8,952百万円(同11.6%増)、経常利益9,475百万円(同12.9%増)、当期純利益5,459百万円(同13.6%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。

(インテリア事業)
インテリア事業では、福岡ショールームを9年ぶりに全面改装し、2013年5月にリニューアルオープンいたしました。約13,000点の商品を見やすく機能的に展示し、壁紙からカーテン、床材までトータルでコーディネイトした空間を分かりやすく提案しました。
また、2014年3月に新しい物流施設「中部ロジスティクスセンター」を愛知県稲沢市に開設しました。ここを医療福祉分野などで需要が増大する各種施設向けの床材を中心に商品の在庫、出荷を行う拠点として、全国へ安定供給できるよう物流体制を強化しております。
商品別としては、壁装材で、2013年4月に中間価格帯の壁紙を収録した見本帳「ファイン1000」を改訂発売しました。収録した壁紙は全点シックハウス規制の最上位認定を受けており、また、医療、高齢者施設でも安心して利用できる消臭機能壁紙「不燃認定・ルームエアー」に表面強化タイプを加えるなど、機能性壁紙を充実させております。2014年2月には、リフォーム向けの壁紙、床材を収録した見本帳「リフォーム セレクション」を発行しました。
カーテンでは、2013年10月にオーダーカーテンの総合見本帳「マイン」を新規に発行しました。多様化、高度化するニーズに応える豊富な商品バリエーションを展開し、巻末に付属する「ビサイド」では、空間コーディネイトの可能性を広げる窓辺のスタイルを提案しました。
床材では、2013年7月に塩ビタイルの新見本帳「フロアタイル」を改訂発売しました。店舗や各種施設などの非住宅分野から、戸建やアパート、マンションなどの住宅分野まで幅広い用途に対応するとともに、フロアタイルでは業界初となるカーボンフットプリントマークを取得し、環境への配慮を進めました。11月には、抗ウイルス、抗アレルゲンなどの機能性新商品を収録したカーペットの見本帳「カーペット総合」と、汎用品をセレクトした「カーペット5500」を改訂発売しました。
その他既発行の見本帳収録商品の拡販にも努めた結果、インテリア事業における売上高は113,181百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は8,842百万円(同15.2%増)となりました。

(エクステリア事業)
エクステリア事業を担う株式会社サングリーンでは、企業間競争の激化などにより厳しい状況が続いておりますが、販売促進キャンペーンの拡大など積極的な営業活動を積み重ねております。また、2014年2月に横浜支店を新たに開設し、更なる営業基盤の拡充を図りました。
これらの結果、エクステリア事業における売上高は15,018百万円(前年同期比13.6%増)、営業利益は556百万円(同61.6%増)となりました。

(照明器具事業)
照明器具事業を担う山田照明株式会社においても、企業間の競争は激しさを増しております。急速に進む照明のLED化に対応し、可動式アームスタンド「Zライト」などLED照明の拡販に注力しましたが、照明器具事業の売上高は3,820百万円(前年同期比0.6%減)、余剰在庫の商品評価減を計上したことなどにより、営業損失は435百万円(前年同期は営業損失3百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ624百万円減少し、12,333百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は7,878百万円(前年同期は4,311百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益を9,458百万円計上したことによる収入、法人税等の支払額3,471百万円による支出などを反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は5,477百万円(前年同期は3,591百万円の獲得)となりました。これは主に、投資有価証券の新規取得と償還、売却、解約との差額支出5,196百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3,025百万円(前年同期は7,506百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額2,972百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03071] S1002930)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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