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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ESV9

有価証券報告書抜粋 株式会社システム情報 研究開発活動 (2018年9月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループにおける研究開発活動は以下のとおりであります。なお、当連結会計年度の研究開発費の金額は2,853千円であります。

(1)コグニティブ・サービス
コグニティブ・サービスとは、数値や整形されたデータなどの「構造化データ」のみならず、IoT(Internet of Things)・AI(Artificial Intelligence)・Analytics(分析・可視化)といったコンピュータ技術を組み合わせることにより、自然言語、画像、音声など「非構造化データ」までを対象に広げ、見る・読む・聞く・考える・話すといった人の認知(Cognitive)する能力をサポートすることで、今まで人の判断で行っていた行動を代行したり、その行動にかかる時間を短縮したり、人の知覚だけでは処理しきれないビッグデータから新たな法則を発見するといった「人の知的活動を拡張する(Augmented Intelligence)」ことを目的としたサービスです。
当社が提供するコグニティブ・サービスは、顧客体験(UX)を通じて、比較的短期間で効果の出る業務やデータに絞る評価分析(Assessment)を行い、短期間で動くシステムを提供し、お客様と共に概念検証(PoC:Proof of Concept)を通じて効果を検証し、より高い効果が見込めるシステムを開発導入支援(Development)し、運用(Operations)をワンストップで提供するというものです。
当社は、お客様自身が市場にAIサービスを提供するプロバイダーへと変革していくために、AIコンサンルティングを起点に、AIトライアルを経て、さらにはAIプロダクトへの発展と成功というゴールを共に目指します。これら3つのAI(Augmented Intelligence)メニューを用意することで、当社はお客様のご要望に応じたサービスを提供します。
上記目標実現のため、当社は日本アイ・ビー・エム株式会社が展開するIoT関連サービスの基盤となる 「IBM Watson IoT Platformパートナーエコシステム」へ参画し、また、IBM Watsonに関する高度なスキルを有している「IBM Watsonの開発基盤を自社に構築したビジネス・パートナー」国内10社の内の1社に選定されました。さらに当社は、これらIBM Watsonを活用した当社独自の音声認識ソリューション「AI Meeting(エーアイミーティング)」の販売を開始しております。
また、東芝デジタルソリューションズ株式会社とパートナー契約を締結し、東芝コミュニケーションAI「RECAIUS™(リカイアス)」を活用したインテグレーションサービスを開始しました。今後、当社のサービスと合わせてビジネスの加速化に取り組んでまいります。

(2)クラウド・サービス
システム更改期を契機としてお客様の求めるサービスが従来のオンプレミスからパブリッククラウドへ急ピッチで移行しております。また、AIやIoT等の先進技術はクラウド・ネイティブと呼ばれ、クラウド環境で稼働させることを前提とする技術群となっております。当社ではこの変化に対応するため、以下の点に重点的に取り組んでおります。
① クラウド技術の習得
② 運用・監視プロセスの構築
③ APNアドバンスドコンサルティングパートナー(注)認定の取得
④ クラウド技術者の体制強化
(注)APNはAmazon Partner Networkの略。アドバンスドコンサルティングパートナーは、米Amazon社が提供するパブリッククラウドサービス「Amazon Web Services」におけるサービサーのグレードの一つ。スタンダードコンサルティングパートナーは2018年2月に認定を達成。
(3)RPA・サービス
労働人口減少により、一層深刻化する人手不足に加えて、働き方改革の推進に伴う長時間労働の抑制や人材流動化対策の影響を受けて、業務の生産性向上や労働力不足の代替手段確保が必要不可欠となっています。
RPA(Robotic Process Automation)は、ソフトウェア型の「ロボット」により、パソコン操作を自動化するソリューションです。パソコンを利用した定型作業を自動化することで、より付加価値の高い業務へリソースをシフトすることや、人為的なエラーを抑止することが可能となります。
RPAを活用したデジタル・オートメーション化が急務となっているため、各企業で急速にRPA導入が進んでおり、この状況に対応するため、当社ではRPA技術を取り扱うサービスグループを新設し、サービスの構築・拡大を強化するため、以下の点に重点的に取り組んでおります。
① RPA技術の習得(RPAベンダー資格認定、社内/社外トレーニング)
② RPAソリューションベンダーとのアライアンス強化(ソフトバンク株式会社「SynchRoid」、UiPath株式会社「UiPath」、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ「WinActor」)
③ RPAサービスメニューの拡充(「導入コンサルティング」、「シナリオ作成・保守」、「トライアル導入」、「コグニティブ(AI)連携」、「ライセンス販売」)
④ RPAサービスの体制強化(キャリア採用)

(4)情報セキュリティ・サービス
企業をターゲットにしたサイバースパイ攻撃が深刻化し、加えてクラウド・サービスやモバイルデバイスの利用が拡大する状況の下、これまで以上のセキュリティ対策が求められており、今後も情報セキュリティ対策の市場は今後も拡大することが見込まれます。
当社では、情報セキュリティソリューション企業と協業し、すでにセキュリティコンサルティング分野で事業を展開しておりますが、今後はコンサルティングで培ったノウハウを基に、ソリューション販売、ソリューション運用、物理セキュリティを重点課題として取り組んでまいります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27877] S100ESV9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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