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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AQ4T

有価証券報告書抜粋 株式会社ショーエイコーポレーション 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策を背景に雇用環境や設備投資等は緩やかですが上昇基調が続いているものの、一方で個人消費については、実質賃金の伸び悩みなどにより不透明な状況が続いております。
海外では、上期は世界同時株安や6月の英国のEU離脱決定、下期は米国新政権の政策動向等による世界経済の不確実性、北朝鮮やシリアにおける地政学的リスクは国際情勢を緊迫させて世界経済の不透明感が強まっております。
当社グループを取り巻く環境は、経済の牽引役不在の状況から外部環境に揺さぶられ易い展開が続くなど、厳しい事業環境が続いております。
このような中、当社はグループ4社の経営資源や特性を活かした一体経営でビジネス領域を一層拡大するために、国内外の販促品の調達といった仕入力と海外子会社を活用した商品開発力の強化に努め、グループをあげて収益力の向上と強固な事業基盤の構築を進めてまいりました。
その結果、当連結会計年度における売上高は14,727百万円(前期比1.2%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は551百万円(前期比209.8%増)、経常利益は483百万円(前期比372.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は325百万円(前期は19百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
セグメントの状況は次のとおりであります。

(パッケージ事業)
当セグメントにつきましては、グループ一体化や組織営業の推進に努め、新規・休眠顧客の掘り起こしや新たなマーケットの開拓に注力いたしました。主力製品であるネオパック、サイドシールは販売額及び数量とも拡大しており、また海外製品売上や収益性の高い充填作業等セット販売の取引件数が増加した結果、売上高、セグメント利益ともに前期を上回りました。
その結果、売上高は8,890百万円(前期比5.1%増)、セグメント利益(営業利益)は983百万円(前期比64.6%増)となりました。

(メディアネットワーク事業)
当セグメントにつきましては、配送費の低減、開封率のアップや煩わしさの低減等の提案を行う一気通貫サービスに注力し製品販売は増加したものの、大口案件の失注やクライアントの発送部数の見直し等により売上高、セグメント利益ともに前期を下回りました。
その結果、売上高は2,647百万円(前期比13.1%減)、セグメント利益(営業利益)は41百万円(前期比38.9%減)となりました。

(日用雑貨品事業)
当セグメントにつきましては、海外協力メーカーとの強いパイプによる商品調達ルート作りや商品企画開発力の強化や仕入品の原価逓減を積極的に進め、利益率向上に努めました。また消耗品を中心とした新商品の投入を進めた結果、売上高、セグメント利益ともに前期を上回りました。
その結果、売上高は3,496百万円(前期比2.6%増)、セグメント利益(営業利益)は108百万円(前期は18百万円のセグメント損失(営業損失))となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ315百万円増加し、612百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は715百万円となりました。これは主に売上債権の増加額199百万円があったものの、税金等調整前当期純利益477百万円を計上したことに加え、減価償却費107百万円、たな卸資産の減少額152百万円、仕入債務の増加額82百万円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は56百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出46百万円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は376百万円となりました。これは主に長期借入れによる収入200百万円があったものの、長期借入金の返済による支出397百万円、社債の償還による支出83百万円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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