シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056VB

有価証券報告書抜粋 株式会社ショーワ 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループ(当社及び連結子会社)は、輸送用機械の精密機能部品メーカーとして、市場及び得意先のニーズを迅速かつ的確に捉え、また、先進技術を追求する研究開発活動により、商品競争力の強化を図っており、当社グループの研究開発は、主として当社の開発部門において、二輪車用・四輪車用部品を中心に推進しています。
当連結会計年度の各事業における主な成果としましては、以下のとおりです。

(二輪・汎用事業)
二輪・汎用事業において、既存高性能製品であるSFF(Separate Function Front Fork)に比べ大幅な軽量化を図り、路面の凹凸の吸収性を改善し、操縦性や乗り心地の向上を実現させた新機構ショックアブソーバ「SFF-Air(Separate Function Front Fork–Air)」を量産開始しました。また、2014年11月に開催されました「EICMA2014(ミラノショー)において、世界初の新技術である直列ピストンユニットバランスフリー構造を採用し、減衰力応答性の向上による優れたトラクションと吸収性を実現した「Balance Free Front Fork」、世界初となるデュアルベンディングバルブ構造を採用し、ストローク速度に応じたリニアな減衰特性が可能となった「Showa Dual Bending Valve」等、当社が独自に新開発したフロントフォーク技術を公開し、今後量産開始に向けて研究開発を行っていきます。

(四輪事業)
四輪事業においては、2014年5月に開催されました、「人とくるまのテクノロジー展2014」において、世界初の技術となる減衰力可変制御のための専用センサーを持たずに、車輪回転速度から車両状態を推定し、最適な減衰力を発生させる電子制御可変ダンパーを公開しました。今後量産開始に向けて研究開発を行っていきます。

(ステアリング事業)
ステアリング事業において、電動パワーステアリングの新商品ラインアップとして「DPA-EPS(Dual Pinion Assist-EPS)」を量産開始しました。当製品は、従来のEPSシステムに比べ優れた操舵フィーリングと軽量化・高出力化を実現しました。また、「BRA-EPS(Belt Rack Assist-EPS)」の開発に取り組んでおり、電動式パワーステアリングの商品ラインナップを拡充し、新機種の受注による拡販活動を展開してまいります。

当連結会計年度における研究開発費の総額は、97億5千万円と前連結会計年度に比べ、25.0%の増加となりました。セグメントごとの内訳は、二輪・汎用事業においては25億1千7百万円、四輪事業においては33億5千4百万円、ステアリング事業においては37億6千7百万円、ガススプリング事業においては1億1千万円となっています。なお、各セグメントの研究開発費はセグメント内及びセグメント間の内部取引を含んでいます。


経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02184] S10056VB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。