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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AKTP

有価証券報告書抜粋 株式会社ジェイ・エム・エス(称号 株式会社 JMS) 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当社グループを取り巻く環境は、海外においては、新興国を中心に医療機器市場の成長が続いているものの、各国メーカーが供給体制を強化する等競争は更に激しさを増しています。また、国内においては、医療分野に新たな成長を求めた異業種からの新規参入が加速する一方で、医療機器に対する安全性や品質等への要求が一層強まる中、少子高齢化の進展、国家財政及び医療保険財政の深刻化を背景に、薬価・材料価格を引き下げ、医療費全体の伸びを抑える医療政策が継続しています。
このような環境の中、当社グループは、「かけがえのない生命のために」の創業精神の下、「医療を必要とする人と支える人の架け橋となり、健康でより豊かな生活に貢献することですべての人々を笑顔にする」ことを目指して、製品の開発、生産、販売を進めると共に、経営の品質と企業価値の向上に努めております。事業活動としましては、販売品目を4つのシステム群に分類し、輸液輸血群及び一般用品群では、医療の安全に貢献する輸液及び経腸栄養関連製品を、透析群では、医療の効率化に資する血液透析及び腹膜透析の両分野の製品を、循環器群では、膜型人工肺、人工心肺回路等の高付加価値製品を中心に、製品の開発・生産・販売を進め収益拡大に努めてまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ20億61百万円減少の555億74百万円(前連結会計年度比3.6%減)となりました。
利益につきましては、大型投資にかかる償却負担や開発費の増加等により、営業利益は11億6百万円(前連結会計年度比22.2%減)となりました。一方で、持分法による投資利益の計上や為替差損が減少したこと等により、経常利益は14億51百万円(前連結会計年度比15.9%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は11億82百万円(前連結会計年度比56.7%増)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①日本
経腸栄養システム製品の販売が増加したものの、検診用手袋の販売が減少したため、売上高は418億66百万円(前連結会計年度比0.7%減)となりました。また、セグメント利益については、償却負担の増加等があるものの、収益率の上昇により、7億97百万円(前連結会計年度比41.4%増)となりました。
②東南アジア
欧州向けの成分献血用回路の販売が増加したものの、AVF針(血液透析用針)の販売が減少したため、売上高は180億92百万円(前連結会計年度比10.7%減)となりました。また、セグメント利益については、為替による外貨建て仕入取引にかかる原価の増加により7億94百万円(前連結会計年度比7.2%減)となりました。
③中国
日本向けの輸液セットの販売が増加したものの、円貨換算額の減少により売上高は39億50百万円(前連結会計年度比5.0%減)となりました。また、セグメント利益については、現地通貨ベースの増収効果等により、前連結会計年度に比べ3億69百万円増加の2億95百万円となりました。
④ドイツ
オーストラリア向けの透析チェアーの販売が減少したため、売上高は29億32百万円(前連結会計年度比11.6%減)となりました。また、セグメント利益については、為替による外貨建ての仕入取引にかかる原価の増加により86百万円(前連結会計年度比70.4%減)となりました。
⑤アメリカ
北米向けのAVF針の販売が減少したため、売上高は24億90百万円(前連結会計年度比20.5%減)となりました。また、セグメント利益については、減収の影響により93百万円(前連結会計年度比20.7%減)となりました。

⑥その他
売上高は16億10百万円(前連結会計年度比14.1%減)、セグメント損益については、前連結会計年度に比べ2億53百万円減少の6億42百万円の損失となりました。

なお、上記の金額には消費税等は含まれておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況

キャッシュ・フローの状況につきましては、現金及び現金同等物(以下「資金」という)の当連結会計年度末残高は63億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億51百万円(5.9%)増加しました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、前連結会計年度に比べ1億49百万円増加の46億75百万円となりました。この主な要因は、未払消費税等の増減額によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、前連結会計年度に比べ14億44百万円減少の48億9百万円となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得にかかる支出の減少によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、前連結会計年度に比べ28億2百万円減少の6億44百万円となりました。この主な要因は、借入金の収支差額によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02303] S100AKTP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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