シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ULB

有価証券報告書抜粋 株式会社ジパング 対処すべき課題 (2016年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク



3【対処すべき課題】
① 事業取得へむけた資金調達の実現
当社は、金鉱山事業の再生として将来における収入源の確保のために、生産鉱山鉱区の取得とする事業取得を進めております。
既に2016年5月21日において、カナダの金鉱山会社でトロント証券取引所ベンチャー市場上場のAtlanta Gold Inc.の株式19.5%を取得し、また、2016年6月24日開催の同社定時株主総会において当社より同社取締役1名の参画の承認を得ました。
今後、当社より取得株価、株式総数や総取得代金等を含めた正式な意向表明書を提出し、遅滞なく開催されます同社臨時株主総会にて、当社による更なる保有比率の拡大等が承認されることを条件としますが、さらに保有比率を高めて子会社化するなど早期に実質的な支配を進めてまいる予定です。
その実現へ向けて、事業取得資金の調達を急ぎ実施し、同社並びに同社の金生産事業を当社傘下に収めることを通して、事業の創出と株主価値の向上へ向けた課題克服を目指して参ります。
同社は、向こう3年間で約5万オンス程度の試験的な生産を計画し、現時点において試験採掘が行われており、早々に鉱石処理施設設置に関する許認可を取得して生産販売を行う予定であります。同社の第三者評価機関による埋蔵鉱量は約1.18百万オンス(約1,600億円相当)であり、試験生産中において同鉱量対象区域での生産を本格化する計画であります。さらに、同社保有鉱区の広範囲でのボーリング調査によると、これまで数十年間採掘生産を続けている大規模金鉱山がそうであるようにメソサーマル鉱床であることが判明しつつあり、同区域には現下の埋蔵鉱量の数倍以上である大量の鉱量が見込まれており、長期的な計画として、同区域の開発を行い数十年規模での生産を行う予定であります。


② 債務超過状態の解消
当社は、2016年6月29日において連結子会社でありましたJipangu International Inc. を、その事業機能を維持することの必要性と事業価値の重要性等につき改めて慎重な検討を加えた結果、同社株式の譲渡を行い当社連結対象から除外しました。
しかしながら、単体においては未だ債務超過の状態にあり、その解消へ向けて、公募あるいは第三者に対する新株式発行等の実施などで事業取得の資金確保並びに借入債務および営業債務の低減を目的とした新たな資本増強へ向けた施策展開を急ぎ進めるとともに、金融債権者からの債権放棄の支援を頂戴することなど債務超過解消へ向けた施策の展開を急ぎ進めて参ります。


③ 金融商品取引所への復帰
当社株式は、2015年11月9日付でフェニックス銘柄としての指定が取消され、これに伴い2015年11月6日をもって当社株式の取引が終了いたしております。
株主の皆様はじめ投資家の方々には多大なご迷惑とご心配をお掛けする事を深くお詫び申し上げます。
当社では、前号記載の金鉱山事業会社の支配権獲得を通した当社事業の再創造を成し遂げるとともに、他社との経営統合や合併などを含めた様々な取り組みの検討を進めており、可能な限り速やかに金融商品取引所への復帰をとおした当社株式の流動性確保を実現すべく、具体的な取り組みを進めてまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03369] S1007ULB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。