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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001TFK

有価証券報告書抜粋 株式会社ジーンズメイト 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年2月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2014年5月20日)現在において当社が判断したものであります。

1.提出会社の代表者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、一定の会計基準の範囲内にて合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。
詳細につきましては、「第一部 企業情報 第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。

(2) 当事業年度の経営成績の分析

(売上高及び売上総利益)
売上高は前事業年度より9億90百万円減少し99億24百万円となりました。これは主にシャツ類や機能素材のボトムス類が堅調に推移した反面、夏・冬の中心アイテムであるTシャツやポロシャツ、防寒アウターなどが苦戦したことなどによるものであります。売上総利益につきましては、不振商品の在庫処分を徹底したことなどから売上総利益率が前事業年度より3.8ポイント低下し43.5%となりました。

(営業損失及び経常損失)
人件費をはじめとした販管費のコントロールを強化したことにより、販管費は前事業年度より3億21百万円減少し50億1百万円とすることができました。しかしながら、前述のとおり売上高及び売上総利益は厳しい結果となったことから、営業損失6億82百万円(前年同期は営業損失1億59百万円)、経常損失6億30百万円(前年同期は経常損失1億10百万円)となりました。

(当期純損失)
減損損失(特別損失)を83百万円計上したことなどにより、当期純損失は7億56百万円(前年同期は当期純損失2億97百万円)となりました。


(3) 当事業年度の財政状態の分析

(資産)
当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ9億34百万円減少し、70億59百万円となりました。
流動資産は前事業年度末に比べ1億57百万円増加し、45億円となりました。これは主に商品が3億70百万円減少、現金及び預金が2億16百万円減少しましたが、有価証券が7億46百万円増加したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べ10億91百万円減少し、25億58百万円となりました。これは主に投資有価証券が9億90百万円減少したことによるものであります。

(負債)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ1億82百万円減少し、17億17百万円となりました。
流動負債は前事業年度末に比べ1億63百万円減少し、9億11百万円となりました。これは主に支払信託が93百万円減少したことによるものであります。
固定負債は前事業年度末に比べ18百万円減少し、8億5百万円となりました。これは主に資産除去債務が24百万円減少したことによるものであります。

(純資産)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ7億52百万円減少し、53億41百万円となりました。これは主に当期純損失を7億56百万円計上したことによるものであります。

(4) 資本の財源及び資金の流動性の分析

当社は運転資金及び設備資金の全額を自己資金で賄っております。今後も予測不能な事態が生じない限り、自己資金の範囲内で安全かつ安定的な資金運用が可能であると認識しております。
なお、資金の状況につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」に記載しております。


2.事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該事象等を解消し、又は改善するための対応策

当社は、当事業年度を含め、継続的に営業損失を計上しているとともに、営業キャッシュ・フローにつきましても継続的にマイナスとなっております。
当該状況を解消又は改善すべく、販売力強化と経費削減による収益力の回復に取り組んでまいります。
① プライベートブランドの拡充
前事業年度より本格稼動した「Blue Standard」(コアターゲット30~40歳台の男性)に続き、若年層男性向けとして「WISDOM(ウィズダム)」と「UNIIT(ユニット)」を立ち上げました。また、これまで未着手であった女性向けのブランド開発にも取り組み、30歳台をメインとした「innocent blue(イノセントブルー)」を立ち上げました。
今後は各ブランドの動向を検証しながら、お客様に認知していただけるよう努めてまいります。
② 売上総利益の改善
プライベートブランドを拡充していくとともに、在庫効率を高めることで売上総利益の改善を目指してまいります。また、店舗においては個々の商品情報(セールスポイント等)をお客様に確実にお届けできる体制を整備し、価格訴求のみに頼らない売場づくりに取り組んでまいります。
③ 来店客数の回復
前事業年度の販促活動としてはファッション雑誌への出稿を中心に取り組んでまいりましたが、チラシ販促(新聞折込広告)やソーシャルメディアの有効活用を引き続き実施し、客数の回復に努めてまいります。
④ ワケあり本舗業態の確立
ロープライス業態である当業態については、前事業年度より専門チームを組織化し、収益力のさらなる向上に取り組んでまいりました。引き続き、取扱商品の拡大や鮮度の向上等を目指しながら業態として確立できるよう努めてまいります。当事業年度末で12店舗体制(他、短期契約店舗2店舗)となりました。
⑤ 新業態店舗の開発
これまで、マスマーケットに向けた「JEANS MATE」、ロープライス型の「ワケあり本舗」、女性の生活を楽しくする「Happy Door」を展開し、前事業年度にはプライベートブランドを中心にしたショップ「Blue Standard」を立ち上げました。また、当事業年度には「JEANS MATE」での取扱商品を絞り込んだ品揃えによる商業施設向けショップ「STREET(ストリート)」を2店舗出店させました。今後は各業態の動向を検証するとともに、商業施設向けを中心にさらなる業態開発にも取り組んでまいります。
⑥ 不採算店の撤退促進
前事業年度では合計24店舗を閉鎖いたしましたが、引き続き店舗ごとの業績について検証を行い、将来性の乏しい店舗については撤退を促進し、経営資源を集中させてまいります。当事業年度には4店舗を閉鎖いたしました。

上記を中心とした施策を講じながら収益力の回復に努めてまいりますとともに、今後の運転資金は十分に確保できていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03244] S1001TFK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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