シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001WAA

有価証券報告書抜粋 株式会社スクロール 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府による経済対策や金融政策への期待感から円安や株高が進行し、輸出関連企業を中心に業績回復の兆しが見られたものの、欧州における政府債務問題や政情不安、新興国における景気減速などの影響から、依然として先行き不透明な状況が続いております。
小売業界におきましては、消費税率引上げに伴う駆け込み需要が一部にみられたものの、消費者の節約志向・低価格志向は依然として根強く、企業間の価格競争は一層激しさを増しております。なかでも通販業界におきましては、新規参入事業者の増加や企業再編による新規顧客獲得競争、価格競争そして商品開発競争が過熱するなど経営環境は一段と厳しくなっております。
このような事業環境のなか、当社グループは、顧客獲得のための先行投資に重点をおいた中期経営計画「SCROLL RENOVATION 2015」をスタートさせ、当連結会計年度におきましては「販売促進活動を中心とした大型先行投資の実施」を基本方針とし、事業基盤を強化するとともに新たな顧客づくりのための施策に取り組んでまいりました。

以上の結果、当連結会計年度の業績は連結売上高68,253百万円(前年同期比9.7%増)となりました。利益面におきましては、連結営業損失147百万円(前年同期は連結営業利益1,176百万円)、連結経常利益233百万円(前年同期比84.6%減)、連結当期純利益517百万円(同98.8%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりです。
当連結会計年度より、前連結会計年度まで「金融事業」としていた報告セグメントを、重要性がなくなったことにより「その他」に含めて表示しております。詳細は、「第一部 第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
なお、セグメント別の売上高は連結相殺消去後、セグメント利益は連結相殺消去前の数値を記載しております。

① 通販アパレル事業
通販アパレル事業におきましては、顧客層の拡大を目指し、シニア向けカタログ『Brillage』において新規顧客獲得のための販売促進活動に注力してまいりました。生協販売におきましては、安定品質・安定供給をキーワードに商品力の強化、新規ブランドカタログの開発投入、商品調達基盤の整備に取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高は25,937百万円(前年同期比7.4%増)となり、セグメント利益は354百万円(同58.7%減)となりました。
② 通販インナー事業
通販インナー事業におきましては、インターネットを中心に、機能性商材など季節感を意識した商品の品揃えを拡充し、実需期に合わせた販売に取り組んでまいりました。生協販売におきましては、日本製商品など高付加価値商品の開発継続、定番商品のリニューアルなどに取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高は10,068百万円(同1.4%減)となり、セグメント利益は311百万円(同6.3%増)となりました。
③ 通販LF事業
通販LF事業におきましては、新たに立ち上げた有名タレントとのコラボレーションブランドや北欧調インテリアサイトにおいて、差別化された付加価値のある商材の品揃えを拡充いたしました。また、高級ブランドバッグ等のECサイト『AXES』では、積極的に海外からの商品調達を行うことで、販売の拡大に取り組んでまいりました。生協販売におきましては、お客様の声を反映した商品開発を継続的に推進するとともに、品質管理体制の強化などに取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高は16,387百万円(同10.2%増)となり、セグメント利益は128百万円(同35.9%減)となりました。
④ 通販H&B事業
通販H&B事業におきましては、オリジナルブランド商品の販売拡大に向けた先行投資として、新商品の発売や看板商品をリニューアルするなど戦略的な商品開発を行うとともに、有名タレントを起用した積極的な広告展開を実施してまいりました。また、仕入ルートの拡大をはじめとする商品調達力の強化やECモールでの多店舗展開により、販売を拡大してまいりました。
以上の結果、売上高は9,007百万円(同28.7%増)、セグメント損失は770百万円(前年同期はセグメント損失22百万円)となりました。
⑤ ソリューション事業
ソリューション事業におきましては、新規の物流受託及び2013年6月6日付で連結子会社化した株式会社キャッチボールによる後払い決済サービス推進のための営業強化に取り組んでまいりました。また、新たな物流戦略に基づくフルフィルメント基盤の強化や通販システムのリニューアル等、将来に向けた投資を進めてまいりました。
以上の結果、売上高は6,782百万円(前年同期比16.9%増)、セグメント利益は304百万円(同0.2%減)となりました。
⑥ その他
その他事業におきましては、金融事業における保有債権の回収に専念しております。
以上の結果、営業収益は69百万円(同63.3%減)となり、セグメント利益は93百万円(同4.0%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は1,946百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,150百万円増加いたしました。当連結会計年度における活動ごとのキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,365百万円の収入(前年同期は899百万円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、54百万円の収入(前年同期は1,044百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の売却及び取得などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、274百万円の支出(前年同期は990百万円の収入)となりました。これは主に、配当金の支払などによるものであります。

なお、「第一部 第2 事業の状況」の金額には、消費税等は含まれておりません。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03054] S1001WAA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。