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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D24N

有価証券報告書抜粋 株式会社スタジオアタオ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2018年2月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積もり
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準により作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして経営者による会計方針の採用、資産・負債及び収益・費用の計上については会計基準及び実務指針等により見積もりを行っております。この見積もりについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積もりには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。

(2)財政状態の分析
① 資産
当連結会計年度末の資産については、総資産1,819,693千円であり、前連結会計年度末と比較して322,105千円増加しております。主な増加要因は、現金及び預金が113,385千円、売掛金が111,872千円増加したことであります。

② 負債
負債合計は457,672千円であり、前連結会計年度末と比較して36,798千円減少しております。主な減少要因は、買掛金が33,438千円、長期借入金が21,667千円減少したことであります。

③ 純資産
純資産は1,362,020千円であり、前連結会計年度末と比較して358,903千円増加しております。主な増加要因は、利益剰余金が359,008千円増加したことであります。

(3)経営成績の分析
① 売上高及び売上総利益
O2O施策が奏功しインターネット販売及び店舗販売がともに好調に推移し、当連結会計年度の売上高は3,441,241千円(前連結会計年度比19.9%増)となり、売上原価1,310,934千円(同25.0%増)を計上した結果、売上総利益は2,130,307千円(同16.9%増)となりました。

② 販売費及び一般管理費及び営業利益
販売促進費516,863千円(前連結会計年度比14.1%増)、支払手数料264,274千円(同29.9%増)等を計上した結果、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,577,884千円(同16.0%増)となり、営業利益は552,422千円(同19.6%増)となりました。

③ 営業外損益及び経常利益
受取家賃1,216千円(前連結会計年度比9.5%減)等により営業外収益1,233千円(同19.3%減)を計上し、営業外費用516千円(前連結会計年度は上場関連費用17,242千円含む18,861千円)を計上した結果、当連結会計年度の経常利益は553,139千円(前連結会計年度比24.4%増)となりました。

④ 特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益
特別損失として店舗移転費用19,239千円及び減損損失32,292千円を計上(前期は特別損失なし)し、税金等調整前当期純利益は502,089千円(前連結会計年度比12.9%増)となり、法人税等143,080千円(同1.4%増)を計上した結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は359,008千円(同18.3%増)となりました。

(4)キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、812,239千円となり、前連結会計年度末より113,385千円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは199,372千円(前連結会計年度比62,931千円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益502,089千円による資金の増加、売上債権の増加額111,872千円及び法人税等の支払額167,452千円等による資金の減少によるものであります。

② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは62,636千円(前連結会計年度比13,262千円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出41,489千円によるものであります。

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用したキャッシュ・フローは23,349千円(前連結会計年度は239,238千円の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出23,244千円によるものであります。

(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載の通りでありますが、ブランド力の維持、ファッショントレンド、出店、特定取引先との関係等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため、市場動向等に留意し、内部管理体制の強化、取引先との関係維持・強化、市場のニーズに合った商品の開発等により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。

(6)経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営の状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載の通り、当期につきましては販売促進費の増額やポータルブログ、SNS活動の強化等を行った結果、インターネット販売及び店舗販売がともに好調に推移しました。
次期につきましては、好調な「ATAO」の店舗及びオンラインショップを継続して強化していくことに加え、「IANNE」「Roberta di Camerino」「ILEMER」の各ブランドの育成及び顧客開拓、オンラインショップと店舗とのさらなる連携強化に積極的に取り組んでまいります。当社グループの主要な関連業界である百貨店を含む小売業界におきましては、今後も厳しい経営環境が続く見通しですが、好調なオンラインショップと店舗を連携させることにより当社グループ全体の売上及びブランド価値の向上を図ってまいります。

(7)経営者の問題認識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の通り、人材の確保・育成、生産体制の強化、新規販売チャネルの展開等が必要であると認識しております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32736] S100D24N)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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