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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007922

有価証券報告書抜粋 株式会社スタジオアリス 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度のわが国の経済は、政府による経済・金融政策を背景に、企業業績が回復基調にある中で、円安や原油安等の恩恵もあり企業収益は概ね順調に改善し、雇用の改善など回復基調で推移しております。海外において米国経済は回復傾向にあるものの、中国を始めとするアジア新興国等の景気減速が見られ、依然として不透明な状況で推移いたしました。
このような経営環境の下、当社グループは、主力である写真事業において、競合他社との差別化の更なる強化を図り、お客様に選んでいただけるお店になるための取り組みを行ってまいりました。
その結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高が38,141百万円(前年同期比2.9%増)、営業利益5,336百万円(同35.8%増)、経常利益5,336百万円(同37.3%増)であり、当期純利益につきましては、2,709百万円(同54.8%増)となりました。

各セグメントの業績は、次のとおりであります。

(写真事業)
写真事業は、入園入学撮影における新規需要とシェアの拡大のために、前年度効果的であったWeb広告の強化や、晴ればれキャンペーン実施店舗の拡大、及び、スーツ・ワンピースレンタル実施店舗の拡大などに取り組みました。また桃の節句、端午の節句においては、撮影の強化として、新絵柄「掛け軸」や「鯉のぼり」を導入し、参加型キャンペーンによる件数獲得に努めました。年間を通して最も人気が高い撮影項目である七五三撮影については、5月から開始した「早撮り七五三キャンペーン」及び、「七五三お出かけ着物レンタル」の件数獲得に努め、競合他社との更なる差別化に取り組みました。他にも5月~8月のレンタル価格の見直しや、九州地区でのレンタル着物在庫共有による衣装利用効率の向上と衣装導入費用の削減を目指す試みを行いました。
赤ちゃん撮影に関しては、スタジオアリス=笑顔が印象付けられる販促として、「百日赤ちゃん 笑顔の写真絶対撮りますキャンペーン」を4回開催いたしました。
商品面では、撮影絵柄の多様化を目的としたスタジオ改装を、ほぼ全店完了させるとともに、クロマキー(画像合成機能)撮影が可能な店舗にディズニーキャラクター撮影パワーアップ店舗で人気の高い「アナと雪の女王/エルサ」と「ラプンツェル」の衣装・絵柄を、ディズニーパワーアップ店舗には圧倒的な人気を得たアナと雪の女王より「アナ」のキャラクター衣装を導入しました。
新規事業におきましては、関西初出店となるスタジオアリスHALULU(ハルル)「ららぽーとEXPOCITY店」の出店や、マタニティから1歳までの赤ちゃん撮影を対象とした「スタジオアリスBaby!」をイオンモール岡崎にオープンいたしました。
国内のこども写真館の出店状況は、移転8店舗を含み28店舗出店、退店6店舗を行い、ショッピングセンター内の区画移動・増床を含む改装を169店舗実施いたしました。
その結果、当連結会計年度末の店舗数は、国内こども写真館488店舗(直営店舗478店・フランチャイズ店舗10店)、アミューズメント写真館3店舗、ペット写真館1店舗、韓国の子会社におけるこども写真館3店舗、台湾の合弁会社におけるこども写真館5店舗を含め、500店舗となっております。
以上の結果、写真事業の売上高は38,041百万円(前年同期比3.2%増)、セグメント利益は5,277百万円(同32.8%増)となりました。

(衣装製造卸売事業)
衣装製造卸売事業は、連結子会社の株式会社豊匠、及び、その子会社である上海豊匠服飾有限公司において、当社向け衣装の更なる生産コストの低減を図りました。また、連結子会社の株式会社JVISにおいて、当社向け和装衣装の一部原反を専用のインクジェットプリンタで染色する取り組みを本格化させ、衣装製造の内製化を更に進めました。
以上の結果、衣装製造卸売事業の売上高は1,580百万円(前年同期比11.3%減)、セグメント利益は241百万円(同36.8%増)となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ193百万円減少し6,357百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、主に税金等調整前当期純利益4,863百万円、減価償却費3,120百万円、法人等の支払額1,801百万円などにより、前連結会計年度に比べ288百万円減少し6,380百万円となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、主に写真スタジオの新規出店及び既存店の移転・改装・設備追加等にかかる支出4,562百万円、写真生産施設・機械・設備等にかかる支出で513百万円などにより、前連結会計年度に比べ142百万円増加し4,873百万円となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、主にセール・アンド・リースバックによる収入1,263百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出1,375百万円、配当金の支払額764百万円などにより、前連結会計年度に比べ116百万円増加し1,696百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03393] S1007922)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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