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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002KYM

有価証券報告書抜粋 株式会社スリー・ディー・マトリックス 業績等の概要 (2014年4月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度において、当社グループは主要技術である自己組織化ペプチド技術による医療製品の開発に引き続き注力しております。主要パイプラインの吸収性局所止血材(TDM-621)について、日本においては独立行政法人医薬品医療機器総合機構(以下「PMDA」という。)に製造販売承認申請中でありますが、米国においては臨床試験の開始に向け、米国食品医薬品局(以下「FDA」という。)と引き続き協議を進めております。
欧州においては、2014年1月14日付でCEマーキング指令適合を受け、EU加盟国での製品販売が可能となったことから、製品製造を開始し有力医療機関での使用開始に向けて取り組んでおります。またCEマーキングを取得したことにより、CEマーキングを採用しているその他のアジア・オセアニア・南米地域においても臨床試験を実施せずに製造販売承認申請を行うことが可能となりました。
当社グループは、欧州において複数の有力施設での臨床研究実施に向けた取り組みを開始しており、各国の推奨リストへの採用ならびに各医療機関での採用向上に向け事業を進めております。同時に、販売パートナーとの販売権許諾契約の締結に向けた交渉を進めております。
その他地域においては、2013年5月に当社のシンガポール子会社3-D Matrix Asia Pte. Ltd.がインドネシアPT. Tegushindo Lestaritamaとインドネシアにおける独占販売権許諾契約を締結いたしました。当社グループは、引き続きTDM-621のグローバル展開に向け、アジア・中国・オセアニア・南米地域への展開に向け準備を進めてまいります。
歯槽骨再建材(TDM-711)については、米国において15症例の施術、経過観察が完了しており、当該結果をもとにFDAと今後の臨床試験の開始に向けた協議を継続しております。
粘膜隆起材(TDM-641)については、臨床試験の開始に向け、PMDAと協議を進めております。
その他では、当社と国立がん研究センターの「RPN2標的核酸医薬によるトリプルネガティブ乳がん治療」共同プロジェクトが、2011年度厚生労働科学研究費補助金における「国立がん研究センターPhase Ⅰセンター早期開発研究」の一課題として採択され、受託研究費を受領し事業収益として計上いたしました。
また、当社は独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と、2010年度より「次世代機能代替技術の研究開発/次世代再生医療技術の研究開発/少量の細胞により生体内で自己組織の再生を促す自律成熟型再生デバイスの開発(生体内で自律的に成熟する臓器再生デバイスのための実用化研究開発)」に係る共同研究を行っております。
このような結果、当連結会計年度の業績につきましては、事業収益107,161千円(前期比75,148千円増加)、経常損失1,523,867千円(前連結会計年度は経常損失977,511千円)、当期純損失1,525,374千円(前連結会計年度は当期純損失978,331千円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ607,171千円増加し、2,640,535千円となりました。
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況は以下の通りです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、減少した資金は1,679,990千円(前連結会計年度は655,715千円の資金の減少)となりました。これは主に、株式報酬費用198,648千円がある一方、税金等調整前当期純損失1,523,867千円及びたな卸資産の増加額528,693千円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、減少した資金は83,068千円(前連結会計年度は56,009千円の資金の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出14,718千円及び無形固定資産の取得による支出24,809千円、長期前払費用の取得による支出24,059千円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、得られた資金は2,359,987千円(前連結会計年度は983,049千円の資金の増加)となりました。これは主に、公募増資等による株式の発行による収入2,378,603千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25884] S1002KYM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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