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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007K6E

有価証券報告書抜粋 株式会社タカキュー 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府や日本銀行の経済対策及び金融政策を背景に、企業収益や雇用情勢の改善が進みましたが、年明け以降は、世界経済の不透明感や円高、原油安により、景気は足踏み状態となっております。当衣料品小売業界におきましては、消費増税後の購買意欲の冷え込みが、未だ回復したとは言えない状況が続いております。
このようななか、当社は最高の「お客様満足」を提供するために、「基本の徹底」に努めながら、“Speed”、
“Challenge”、そして“more Communication”をテーマとして商品開発力・接客力の向上に取組みました。
売上面では、前年は消費増税前の駆け込み需要もあり、第1四半期の前半は既存店前年比の落ち込みがありましたが、4月中旬以降は天候にも恵まれ、スタイルオーダースーツ等の付加価値商品を中心に概ね堅調に推移しました。第2四半期は、スーツやジャケットが前年売上を確保しましたが、クールビズ関連商品が不振でした。第3・第4四半期は、スーツ・ジャケット等のメンズ商品及びレディース商品全般が前年並みに推移したものの、記録的な暖冬の影響もあり、メンズコートやマフラー等の防寒商品が伸び悩みました。その結果、当事業年度の既存店売上高前期比は6.8%の減少となりました。
またオンラインショップは、各店舗の在庫情報を連動させたほか、物流倉庫の名古屋センターへの統合、ネット掲載商品の撮影等を社内で完結させる仕組みの構築等、ECの利便性向上や多面的な販売に向けた体制強化に努めました。店舗においても、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の見直しや後方業務の合理化を推し進めました。
商品面では、機能素材や清涼素材を使用したスタイルオーダースーツの増強、“レノマ(renoma)”や“ウィルクス・バシュフォード”のジャケットの強化等、素材にこだわった上質かつ機能性の高い商品を積極的に展開し、店舗別品揃えの更なる充実を図りました。また季節商品の立ち上げを早める等、商品の投入コントロールをきめ細かく行ないました。
店舗面では、主力業態のタカキューを7店舗、エム・エフ・エディトリアルを2店舗、シャツ・コード、ウィルクス・バシュフォードを各1店舗、計11店舗出店しました。一方、契約満了や低効率等の理由により13店舗退店し、当事業年度末では前期末比2店舗減の276店舗(タカキュー、メイル・アンド・コー等175店舗、セマンティック・デザイン等46店舗、エム・エフ・エディトリアル34店舗、シャツ・コード14店舗、アラウンド・ザ・シューズ2店舗、ウィルクス・バシュフォード5店舗)となりました。
以上の結果、当事業年度の売上高は243億2千万円(前期比5.1%減)となりました。利益面では、継続在庫の消化で値下高が増加したものの、新規商品の値下率の圧縮や、全般的な経費見直しを徹底したことから、営業利益は3億3千6百万円(同118.8%増)、経常利益は5億7千万円(同53.8%増)と増益になりました。また減損損失の増加がありましたが、当期純損益は1千5百万円の利益(前期は3千万円の損失)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に対して10億9千9百万円減少し、12億5千6百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、8億2千9百万円の支出(前期比22億7千4百万円の収入減少)となりました。これは税引前当期純利益2億6千6百万円、非資金的費用である減価償却費5億9千5百万円及び売上債権の減少1億9千4百万円等による資金増と、仕入債務の減少16億3千8百万円及び法人税等の支払2億4千5百万円等の資金減によるものです。なお、前事業年度末日が金融機関の休日だったことにより、当事業年度中に決済処理を行った売上債権の減少2億4千万円と仕入債務の減少14億3千万円がそれぞれ含まれております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フロ-は、2億2千万円の支出(前期比9億8千万円の支出減少)となりました。これは敷金及び保証金の回収による収入が2億5千万円ありましたが、新規出店及び改装等により有形固定資産の取得による支出3億1千7百万円、敷金及び保証金の差入による支出6千1百万円等があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、4千9百万円の支出(前期比7千2百万円の支出減少)となりました。これは主に配当金の支払4千9百万円があったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03093] S1007K6E)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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