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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008263

有価証券報告書抜粋 株式会社タカチホ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府及び日銀による経済政策や金融緩和政策の推進により一部では企業収益や雇用情勢の改善が続き、訪日外国人観光客によるインバウンド需要の波及効果も見られたものの、年明け以降の急激な円高回帰・株式市場の下落などによって、先行き不透明感が増しております。
また個人消費につきましても輸入原材料価格の高騰による生活必需品価格の上昇、消費税率の再引き上げへの懸念及び社会保険料の負担増による個人消費マインドの減退傾向など、本格的な安定成長を実感するまでには至っておらず、引き続き先行き不透明な状況で推移しました。
このような状況の下、当社グループでは「改革へのチャレンジ」の年度スローガンに基づき、みやげ事業を中心に販路拡大策の実施や社内業務の改善に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は11,289百万円(前連結会計年度比1.3%減)、営業利益は314百万円(前連結会計年度は15百万円の営業損失)、経常利益は270百万円(前連結会計年度は59百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は138百万円(前連結会計年度は147百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。

セグメント別業績は次のとおりであります。
①みやげ卸売事業
みやげ卸売事業は、当社及び当社子会社により地域の特色を活かした商品開発と当社開発のオリジナル商品群の提案による販路拡大を進めてまいりました。夏季・秋季の大型連休には北陸新幹線の金沢延伸に伴う同沿線近隣の一部観光地への入込客が増加したものの、冬季においては暖冬による雪不足が影響し、スキー客が減少したことにより全体的に前期並みとなった結果、売上高は6,536百万円(前連結会計年度比1.3%減)となりましたが、営業利益は販売費及び一般管理費の削減効果により366百万円(前連結会計年度比77.0%増)となりました。

②みやげ小売事業
みやげ小売事業は、4・5月に開催された善光寺御開帳により「善光寺旬粋店」の売上が大幅に伸びたこと、またその他の観光地でも夏季・秋季の大型連休に入込客が増加しておりましたが、2015年3月を以って閉鎖した「海老名旬粋店」の影響と、暖冬によるスキー客の減少もあり、売上高は1,673百万円(前連結会計年度比2.9%減)でありましたが、営業利益は販売費及び一般管理費の一部削減もあり79百万円(前連結会計年度は55百万円の営業損失)となりました。

③みやげ製造事業
みやげ製造事業は、当社や各地の当社子会社及び各観光地の取引先の地域性を活かしたオリジナル商品の開発と提案により受注増加に結びつき、それに対応した積極的な生産活動に努めてまいりました。2015年2月より販売を開始した長野県産の素材にこだわった「りんごのささやき」は、1年を経過した現在も引き続き好評を得ております。また当第3四半期より長野県外への販売機能を機動的に行うために、みやげ卸部門より当みやげ製造部門へ移管したことにより、売上高89百万円が新たに発生し、この外部売上も含めた営業利益は29百万円(前連結会計年度は26百万円の営業損失)となりました。

④温浴施設事業
温浴施設事業は、各種イベントを積極的に企画・情報発信・実施すると同時に、接客・サービスのレベルアップに努め、各施設においてリピーターの増加に努めましたが、暖冬の影響による冬季の客数が微減した結果、売上高は1,726百万円(前連結会計年度比0.2%増)となりました。営業利益については燃料価格の一部低下等により64百万円(前連結会計年度比87.2%増)となりました。

⑤不動産賃貸事業
不動産賃貸事業は、長野市内の「ショッピングタウンあおぞら」のテナント管理を中心に営んでおります。これらの賃料収入については、一部テナントの退店により108百万円(前連結会計年度比4.1%減)となり、営業利益については一部建物において修繕費が発生したことにより40百万円(前連結会計年度比1.1%減)となりました。

⑥アウトドア用品事業
アウトドア用品事業は、シーズンに合わせたユーザー参加型のイベントの企画・開催によりお客様ニーズの発掘と購買意欲を喚起してまいりました。またユーザーに合わせた各種情報の収集とSNS等による情報発信を積極的に行ってまいりましたが、2015年3月を以って閉鎖した長野市内の「バンバン川中島店」の影響もあり、売上高は593百万円(前連結会計年度比9.7%減)となり、営業利益は販売費及び一般管理費の減少により14百万円(前連結会計年度は3百万円の営業損失)となりました。

⑦その他事業
その他事業は、長野市内においてギフト店等の運営が含まれますが、受注が伸びず売上高は561百万円(前連結会計年度比6.0%減)、営業利益は15百万円(前連結会計年度比50.7%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は1,149百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、497百万円となりました。これは主に減価償却費262百万円、売上債権の減少31百万円及び棚卸資産の減少13百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果増加した資金は、18百万円となりました。これは主に定期預金の払戻による収入および敷金保証金の回収による収入によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、182百万円となりました。これは主に有利子負債の減少によるものであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02787] S1008263)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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