株式会社ツガミ 業績等の概要 (2015年3月期)

(1) 業績
当期におけるわが国経済は、一部に消費税率引き上げの影響があったものの、全体的には緩やかな回復基調が続いてきました。
工作機械業界におきましては、国内市場は前期からの緩やかな回復基調が続き、米国市場・欧州市場とも堅調に推移し、中国市場におきましてもスマートフォン関係のEMS生産が牽引し総じて緩やかに回復してきました。
このような状況の下、当社グループは、IT関連関連製品の出荷に加え自動車向け新製品も寄与し、前年同期比増収増益となりました。

売上高は、前期比68.0%増の54,132百万円となりました。
国内売上は前期比32.0%増の9,712百万円、海外売上は同78.6%増の44,419百万円となり、海外比率は前期の77.2%から82.1%となりました。
損益につきましては、営業利益は前期比512.4%増の7,253百万円、経常利益は同300.8%増の7,745百万円、当期純利益は同1,439.0%増の5,297百万円となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 日本につきましては、売上高は前期比19.0%増の35,395百万円、営業利益は1,485百万円となりました。
② 中国につきましては、売上高は前期比111.3%増の38,932百万円、営業利益は5,749百万円となりました。
③ 韓国につきましては、売上高は前期比1.5%増の1,179百万円、営業利益は24百万円となりました。

(2) キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローについては、「第2事業の状況 7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(2)キャッシュ・フローの分析」の項目をご参照下さい。