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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AKAG

有価証券報告書抜粋 株式会社テリロジー 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表を作成するに当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。
(2)当事業年度の経営成績の分析
売上高は前会計年度に比べ204百万円減少し、2,434百万円(前年同期比7.7%減)となりました。これは、大手金融機関のインターネットバンキング向けの構築案件にて、受注済トークンの仕様変更に伴うメーカーの製造の遅れから、一部トークンの納品時期が翌会計年度にずれ込んだことに加え、当社独自のパケットキャプチャ製品を採用した国内外の通信事業者向けネットワークモニタリング案件の受注にて、一部の案件は3月末の納品として確定しましたが、残りの案件については納品時期が未確定であることから、翌会計年度にずれ込んだことによるものです。
損益面は、売上高の減少による利益の減少に加え、案件の成約時と商品の仕入れ時の為替レートの変動による仕入れ価格の上昇や、商品評価損の計上、期末による技術部員の作業工数が増加したことなどから営業利益は減少しました。
また、急激な円高の進行により為替差益が予定より減少したことで経常利益は減少しました。
以上の結果により、営業損失105百万円(前年同期は26百万円の利益)、経常損失97百万円(前年同期は0百万円の損失)、当期純損失99百万円(前年同期は19百万円の損失)となりました
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社は、1989年7月の創業以来一貫してIPネットワークに係わる海外製品の輸入と国内大手通信事業会社及び国内大手企業向けに当該製品をコアとしたソリューションを提供してきました。このため、当社の主たるユーザはいわゆる大企業または大企業グループに属する企業が多く、当該企業においては年度予算管理に基づき設備投資がなされること等により、当社の売上高が第2四半期および第4四半期に偏重する傾向があります。
また、当社は、米国を中心とする海外メーカーの製品を輸入し、または、海外メーカーの日本法人または代理店等を通して購入しており、仕入総額に対する外貨建て仕入の割合は、2016年3月期においては74.9%、2017年3月期においては74.8%となっております。為替変動に備える方策等を講ずることにより、リスクの軽減に努めておりますが、予想を超えるような為替の変動により円換算による仕入価格が上昇し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 1業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02970] S100AKAG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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