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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007V50

有価証券報告書抜粋 株式会社ニチダイ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における、当社グループの主要顧客業界である日系自動車産業は、ASEAN市場低迷の影響はあるものの、好調な北米市場向けなどを背景に海外生産台数は増加傾向で推移いたしました。一方、軽自動車販売の不振が続く国内では、生産台数が減少傾向で推移しております。また、新興国の経済減速や為替変動など、業績に影響を与える可能性のある不確定要素が生じております。
このような状況のなか、ネットシェイプ事業の売上高は、金型部門では海外はほぼ同水準で推移したものの、国内市場の顧客ユーザーにばらつきが生じる状況が続き、前年より減少いたしました。一方、精密鍛造品部門では、国内売上高は減少したものの、NICHIDAI(THAILAND)LTD.におけるエアコン用スクロールコンプレッサー部品の売上高が増加したことから前年と同水準となりました。その結果、ネットシェイプ事業の売上高は73億7百万円(前年同期比7.4%減)となりました。
アッセンブリ事業では、新機種の生産は増加したものの、モデルチェンジの影響により従来機種の生産が減少いたしました。しかしながら、海外子会社連結時の為替レート変動に伴う影響などにより、アッセンブリ事業の売上高は48億8千2百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
フィルタ事業では、THAI SINTERED MESH CO.,LTD.における石油掘削用フィルターの低迷などから海外向けの売上高が減少いたしましたが、大型海水ストレーナーの生産増により国内売上高が増加いたしました。その結果、フィルタ事業の売上高は20億7千4百万円(前年同期比5.4%増)となりました。
以上の結果、連結売上高は142億6千4百万円(前年同期比2.5%減)となりました。
損益面におきましては、ネットシェイプ事業における金型部門の売上高が減少したことに加え、アッセンブリ事業の収益性が悪化したことなどにより、営業利益は8億2千8百万円(前年同期比34.8%減)、経常利益は7億6千6百万円(前年同期比41.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億8千5百万円(前年同期比44.5%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億5千1百万円減少し、19億6千4百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は10億7千4百万円(前年同期比27.1%減)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益7億4千万円、減価償却費9億7千万円の増加要因より売上債権の増加額1億7千1百万円、仕入債務の減少額2億6千8百万円、法人税等の支払額2億1千8百万円の減少要因を差し引いた結果によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は6億9千2百万円(前年同期比25.2%減)となりました。これは、主にフィルタ事業用設備及びネットシェイプ事業用設備の更新等、有形固定資産の取得による支出7億1千7百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は6億6千4百万円(前年同期比280.7%増)となりました。これは、主に長期借入れによる収入12億5千万円の増加要因より、短期借入金の減少額2億7千2百万円、長期借入金の返済による支出13億7百万円、配当金の支払額1億9千9百万円、リース債務の返済による支出1億3千5百万円の減少要因を差し引いた結果によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01456] S1007V50)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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